びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

エリアーデ幻想小説全集 第1巻

ミルチャ・エリアーデの『エリアーデ幻想小説全集 第1巻』を読んだ。
エリアーデとゆー人は、ルーマニアの宗教学者として高名な人物らしい。
おそろしく博識な人だったよーで、「知の巨人」と呼ばれている。
著者の写真を見ると…
げっ!!
おっそろしく、気難しそーな顔だな~~~!!
「コイツ…絶対、胃潰瘍だな?」と思った。

「令嬢クリスティナ」は、吸血姫ものだった。
『吸血姫カーミラ』を思い出した。
まぁ、つまらなくはなかったけど…
やっぱ、コレだったら、俺はレ・ファニュの方がイイなぁ~。

「ホーニヒベルガー博士の秘密」は、ヨガの修行とシャンバラ伝説の話。
「大物」は、巨大化してゆく人の話。
たしか、高橋葉介が似たよーな話を書いてたよーな気がする。

読んでる内に、ラヴクラフトとか、マッケンとか、ファニュとか…幻想文学の巨匠たちの作品を思い出した。
もちろん、それらの作品には、遠く及ばない。
結論:「知の巨人」は、「幻想文学の巨人」ではなかった。
やっぱ、「餅は餅屋」ってコトだなー。
まぁ、エリアーデとゆー人は、「聖の顕現としての文学」を志向していたらしーので…
他の語り部たちがつむいだ物語とは、単純に同列に論じるべきではないのかも知れないが。

(実は、この世界は人間の魂の見る夢なのよ………)
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エリアーデ幻想小説全集〈1〉

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by inugami_kyousuke | 2009-08-30 10:41 | 文学