びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

いまいましい石

クリス・ヴァン・オールズバーグ絵と文
村上春樹訳
の絵本、『いまいましい石』を読んだ。
『くそいまいましい石』ではない。
『いまわしい石』の方が原題に近いよーな気もするが…
たしかに『いまいましい石』の方がインパクトがあるんだよな~。

面白かった。
航海日誌からの抜粋とゆー体裁で語られる海洋奇譚だ。
ある船が、「海図にない島」を発見し、呪いの石を持ち帰ってしまい…とゆー話。
非常にシンプルな話だが、コンパクトに上手くまとまっている。

こーゆう不思議な話を語らせると、おそらく、オールズバーグの右に出る者はいねぇ~。
『ジュマンジ』や『ザスーラ』みてーなのは、まさにオールズバーグの十八番だ。
昔から、石にまつわる伝説は多い。
俺は、この話を読んで、ハワイの石の伝説を思い出した。
観光客がキラウエア火山の溶岩を旅の思い出に…と持ち帰ると、火山の女神ペレの呪いがかかり、災厄に見舞われる、とゆー話だ。
実際に、ハワイの空港には、毎年、世界中から謝罪文と共に石が送り返されて来るという…
(まぁ、たしかに面白ぇ~話だが、ホントかどーかは知らねー)

波と雲の質感が、たまらなく素晴らしい。
俺が、子供の頃にこの本に出会ってたら…
ぜってぇー、愛読書になってたに違いねぇ~。
ボロボロになるまで読んでたな、きっと。
d0012442_2237129.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2009-08-31 22:48 | 文学