びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

花鳥風月 紅桜篇

妻と花見に行った。
と言っても、特別な桜の名所へ行ったワケじゃねーけど。
散歩がてら、フラッと近所の桜並木を見に行っただけだ。

俺「ん~…今年も、また、ビミョ~な咲き加減だなー」
妻「昨日、すごく風が強かったからねぇ~」
俺「満開と言えば満開なんだけど…良く見るとスカスカっつーか…花びらじゃなく、萼(がく)ごと落ちてるし!」
妻「曇ってるしねー。やっぱり、青空の方がキレイだよねぇ~」
俺「なかなかカンペキなシチュエーションで桜を見られる事ってねーよな~。雨が降っちゃったり、風が強かったり…毎年、たいてー土日にゃ散ってる気がすんぜー」
妻「難しいよねー。見ごろなんてせいぜい2~3日だから。季節的に、天候も不順だし」

しばらく歩いていると、樹上から「キエエ~ッ」とか、「ギエエ~ッ」とかゆー奇声が聞こえて来た。
俺「?なっ、なんか…ミョ~に鳥が騒いでねぇ~か?」
妻「ホントだぁー、いっぱいいるねー。鳥も花見なのかな~?」
俺「いや!アイツら…花の蜜を吸ってるぞ!?吸いまくってる!!」
妻「飲み放題!?」
俺「バイキングかよ!?だからテンション高かったのか!ひょっとして、ヤツら…酔払ってんじゃね~か?」

桜の花が、人も鳥も狂わせるのか…?
蜜と酒が。
そして、天でも地でも、狂宴が繰り広げられている。
春だなぁ~…

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by inugami_kyousuke | 2010-04-03 13:02 | 日々のうたかた