びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

ねえ、マリモ

やまだけいた文
さかざきちはる絵
の絵本『ねえ、マリモ』を読んだ。

………?
ってカンジだ。
映画『ねえ、マリモ』を絵本化した作品。

なぜ「………?」なのか?っつーと、
この本のターゲット(読者)が、一体、ど~ゆう世代を想定して書かれているのか?イマイチよくわかんねーのだ。
活字もデカいし、絵も単純なので、
一見、幼児向けの作品にも見える。
が、描かれている内容は?とゆーと…
「ペットの死」なのだ。
果たして、ホントにこの作品を読んで、幼児が「死」とゆー概念を理解出来るんだろーか!?
ヒジョ~に疑問だ。
だとすると、
実際のターゲットは大人ってコトになるワケだが…
ちょっと大人が読むには、間延びしたカンジだし。
んじゃ、コレ…一体、誰が読むってんだ!?
まさか、「犬のための絵本」でもあるまいし…
ハッキリ言って、コンセプトが甘い。
「映画グッズの1アイテムとして、とりあえず出しときゃ売れんだろ」程度の志しか感じられねぇ~。


それと、やっぱ…
「愛してくれて
ありがとう」
じゃなくて、
「大好き」
だと思うんだけどなぁ~。最後は。
犬は「愛してくれてありがとう」なんて、絶対に言わねーと思うんだよな~。
この「愛してくれてありがとう」って言葉には、
「感動させてやろう」「泣かせてやろう」とゆー作り手の打算が、スケスケに見えちまってて、バカっぽいのだ。
もしも、ホントに犬がしゃべったら…
そんな客観的な意見なんかじゃなく、
もっと強い、
もっとストレートな、
ホントに純粋な気持ちを単純な言葉で伝えるハズだ、と思うのだ。
それは、
「ありがとう」
でも
「好きだった」
でもなく、
「大好き」。
この世で一番、単純で、強い言葉。
絶対、この言葉以外はあり得ねーと思う。
少なくとも、俺は。
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ねえ、マリモ

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by inugami_kyousuke | 2010-05-17 23:00 | 文学