びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

ペドロ・パラモ

フアン・ルルフォ著『ペドロ・パラモ』を読んだ。
ラテンアメリカ文学の古典的名作…だそーだ。
スペイン語圏の作家・批評家を対象としたアンケートでは、ラテンアメリカ文学最良の作品として、ガルシア=マルケスの『百年の孤独』とルルフォの『ペドロ・パラモ』がトップに選ばれたコトもあったとか。

フアン・ルルフォっつー人は、生涯にたったの2冊しか小説を書いてねぇ~。
てか、ナント…!
書いた端からどんどん破り捨ててたらしい。
人に説得されて、やっと破り捨てるのを思いとどまった作品もあったそーだ。

タイトルの『ペドロ・パラモ』ってのは、人の名前で、
ある私生児の男が、母の遺言で、父親に会いに行く。
だが、その街は、幽霊がうじゃうじゃいる街で…って話。
『枯木灘』を思い出した。
あそこまで濃縮されたドロドロ感はねーけど。
けど、まぁ、よ~するに、血族間の因縁話って意味では、似たよーなモンだ。

たしかに、非常に技巧的な作品だとは思うが、
ザンネンながら、個人的に、こーゆうテーマには全く興味が持てねぇ~。

「苦いのだよ」コマラの主任司祭は、相手の質問を先まわりして言った。「神様の思し召しで、何もかも与えられるところにわたしたちは住んでいるんだが、すべてが苦みを含んで与えられる。そういう宿命なのだ」
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ペドロ・パラモ

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by inugami_kyousuke | 2010-11-15 18:13 | 文学