恥知らずのパープルヘイズ
荒木飛呂彦原作
上遠野浩平著
親知らずの…じゃなかった。
『恥知らずのパープルヘイズ』を読んだ。
ジョジョ25周年で、「VS JOJO」っつー企画の第1弾。
ちなみに 「VS JOJO」とは、西尾維新、舞城王太郎、上遠野浩平の3名の作家が、『ジョジョの奇妙な冒険』の世界を小説化する…とゆー、とんでもねー企画だ。
まぁ、よーするに、「ジョジョ祭り」ってコトですね?
だったら、俺も踊ろーかな?と。
っつーワケで、読んでみた。
実をゆーと、内容に関しては、全く期待してなかったんだが…
非常に良かった。
てか、スゲー。
何がスゲーって、
小説を読んでるハズなのに、コミックを読んでる錯覚におちいるのだ!
ひょっとして、スタンド使いか!?上遠野浩平…
つーか、ホントは上遠野浩平ってのは、元々、荒木飛呂彦の小説用のペンネームなんじゃねーのか?
ってくらい、カンペキに荒木飛呂彦ワールドが小説にコピーされている。
正直、こんなコトが出来るとは思ってもいなかったぜぇ~。
俺はこの人の本は読んだコトねーけど。
『ブギーポップは笑わない』って作品の作者らしいが。
内容は、第5部完結の半年後を舞台とし、
パンナコッタ・フーゴを主人公とした作品だ。
実は…
フーゴは、最凶最悪のスタンドを持ち、かなり面白そーなキャラクターだったのに、
本編の第5部では、あまり描かれなかったのを、個人的にはずっと残念に思っていたのだ。
だから、フーゴが主役と聞いて、俺はメチャメチャ嬉しかった。
「面白かったか?」と訊かれると…
ん~、ムズかしーな~。
面白くなかったワケじゃない。もちろん。
まぁ、楽しめたワケだから、面白かったと言えば、面白かったんだが…
「1冊の小説として、読みごたえがあったか?」と訊かれると…
全く無かったのだ、コレが。
つか、一切、小説を読んだ気がしねぇぇぇ~~~!!
コミックの1話分くらいしか、読んだ気がしねーのだ、コレが。
だから、読みながら「永遠に読み続けてぇ~」とも思った。
よーするに、良くも悪くも、この作品は、カンペキな「ジョジョ本」なのだ。
ジョジョファン以外には、おそらく、何の意味もない、タダの「ヘンな本」でしかないだろう。
超・ド派手な装丁がイケてるかも~?
カバーは、もぉ、ギンギラギンの銀紙に、
黒のインクでフーゴと背中合わせに立っているパープルヘイズが描かれており、
紫のインクでパープルヘイズの模様の部分と、タイトル、著者名が刷ってある。
…だけだと思ったら、よく見ると、もう1色、
パープルヘイズの目と、拳に付いてるカプセルの部分だけ、オレンジに塗られていた。
芸が細けぇ~な~。
さらに、「三方紫(小口紫)」仕様、つまり…
ペーパーバックみてーに、小口部分を紫に塗ってあるじゃねーか!
ん゛~っ、この、最初に本を開いた時の「パリパリ」って音がイイぜぇぇぇ~~~。
単純に、パープルヘイズだから紫…ってゆーよりも、ジョジョ=紫、ってイメージが強い。
全てを拒み、反射する銀と、紫と黒、アクセントに毒をイメージしたオレンジ。
最凶っス~。
にしても…
パープルヘイズ・ディストーションて…
まさかパープルヘイズが成長するとは思わなかったぜー。
君が一歩を踏み出せないと言うのなら、ぼくの方から━━━半歩だけ近づこう
恥知らずのパープルヘイズ
上遠野浩平著
親知らずの…じゃなかった。
『恥知らずのパープルヘイズ』を読んだ。
ジョジョ25周年で、「VS JOJO」っつー企画の第1弾。
ちなみに 「VS JOJO」とは、西尾維新、舞城王太郎、上遠野浩平の3名の作家が、『ジョジョの奇妙な冒険』の世界を小説化する…とゆー、とんでもねー企画だ。
まぁ、よーするに、「ジョジョ祭り」ってコトですね?
だったら、俺も踊ろーかな?と。
っつーワケで、読んでみた。
実をゆーと、内容に関しては、全く期待してなかったんだが…
非常に良かった。
てか、スゲー。
何がスゲーって、
小説を読んでるハズなのに、コミックを読んでる錯覚におちいるのだ!
ひょっとして、スタンド使いか!?上遠野浩平…
つーか、ホントは上遠野浩平ってのは、元々、荒木飛呂彦の小説用のペンネームなんじゃねーのか?
ってくらい、カンペキに荒木飛呂彦ワールドが小説にコピーされている。
正直、こんなコトが出来るとは思ってもいなかったぜぇ~。
俺はこの人の本は読んだコトねーけど。
『ブギーポップは笑わない』って作品の作者らしいが。
内容は、第5部完結の半年後を舞台とし、
パンナコッタ・フーゴを主人公とした作品だ。
実は…
フーゴは、最凶最悪のスタンドを持ち、かなり面白そーなキャラクターだったのに、
本編の第5部では、あまり描かれなかったのを、個人的にはずっと残念に思っていたのだ。
だから、フーゴが主役と聞いて、俺はメチャメチャ嬉しかった。
「面白かったか?」と訊かれると…
ん~、ムズかしーな~。
面白くなかったワケじゃない。もちろん。
まぁ、楽しめたワケだから、面白かったと言えば、面白かったんだが…
「1冊の小説として、読みごたえがあったか?」と訊かれると…
全く無かったのだ、コレが。
つか、一切、小説を読んだ気がしねぇぇぇ~~~!!
コミックの1話分くらいしか、読んだ気がしねーのだ、コレが。
だから、読みながら「永遠に読み続けてぇ~」とも思った。
よーするに、良くも悪くも、この作品は、カンペキな「ジョジョ本」なのだ。
ジョジョファン以外には、おそらく、何の意味もない、タダの「ヘンな本」でしかないだろう。
超・ド派手な装丁がイケてるかも~?
カバーは、もぉ、ギンギラギンの銀紙に、
黒のインクでフーゴと背中合わせに立っているパープルヘイズが描かれており、
紫のインクでパープルヘイズの模様の部分と、タイトル、著者名が刷ってある。
…だけだと思ったら、よく見ると、もう1色、
パープルヘイズの目と、拳に付いてるカプセルの部分だけ、オレンジに塗られていた。
芸が細けぇ~な~。
さらに、「三方紫(小口紫)」仕様、つまり…
ペーパーバックみてーに、小口部分を紫に塗ってあるじゃねーか!
ん゛~っ、この、最初に本を開いた時の「パリパリ」って音がイイぜぇぇぇ~~~。
単純に、パープルヘイズだから紫…ってゆーよりも、ジョジョ=紫、ってイメージが強い。
全てを拒み、反射する銀と、紫と黒、アクセントに毒をイメージしたオレンジ。
最凶っス~。
にしても…
パープルヘイズ・ディストーションて…
まさかパープルヘイズが成長するとは思わなかったぜー。
君が一歩を踏み出せないと言うのなら、ぼくの方から━━━半歩だけ近づこう
by inugami_kyousuke
| 2011-10-09 09:26
| 文学