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犬神狂介の【狂人日記】

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アメリカン・ビューティ

【1点】

●ケビン・スペイシーとかっつー「オモチャみてーなオッサン」は、ど~も苦手だ。
アカデミー賞受賞作品で、評価も高い作品なんだが…
俺にはつまらなかった。
クドいよーだが、「面白くなかった」のではなく、「つまらなかった」。
アメリカの日常生活に材を取っているため、取り上げられるテーマが身近なモノとして感じられぬまま、映画が終わってしまった。
結局、俺は「ハァ~?」という「とり残された」状態のまま、ボー然とエンドロールを眺めるハメになった。
●「風に舞うゴミ」のシーンで「感動した」という人もいるらしいが…
(言いたいコトは理解出来るものの)残念ながら、俺の目にはタダの「ビョーキ」としか映らなかった。
俺には、共感出来る要素が1コもなかった。
「アメリカも病んでいるんだな~…」という印象だけが深く残る作品だった。
コレだったら、俺は『バッファロー’66』の方がイイなぁ~!
そーいえば、コレをパクッて、大ゴケした日本のTVドラマがあったっけ…
もう名前すら、覚えてねぇ~けど…!
●西暦2000年前後に製作された作品は、従来の「ハリウッド映画」の枠から外れた(というよりも、意図的に外した)ものが多かった。
マンネリ打破のための試行錯誤だったんだろーが…。
あえてストーリーテリングのセオリーを崩したり(わざとオチを付けないとか、主人公が死ぬとか、掟破りをするとか…)、
古い作品や外国の作品をリメイクしたり…
まぁ、「何もしねーよりはマシだから、とりあえず、何でもいーからタネまいとけ~」みたいな?
●この作品を見て、唯一の収穫は…ソーラ・バーチを見て、初めて「ブスかわいい」という言葉を知ったコトくらいかな~…?
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by inugami_kyousuke | 2005-09-20 21:27