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犬神狂介の【狂人日記】

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大奥 華の乱(TVドラマ)第7回 「真の敵」

●この、悪魔めぇ~!柳沢のヤロ~…!!
今回は、完全に柳沢(北村一輝)の外道が主役だった。
それにしても…
右衛門佐(高岡早紀)、イマイチ無能じゃね~か?
「真の敵」=柳沢説も、自分で看破したワケじゃなく、水戸のご老公の受け売りに過ぎね~し!
「悪政の元凶は柳沢や桂昌院( 江波杏子)で、ヤツらの権力を奪うには、将軍暗殺しか方法はない」…って、何だそりゃ~!?
あんた、テロリストですか~?
信子(藤原紀香)にもらった(柳沢の)毒薬を、何の疑問もなく、すんなり安子(内山理名)に渡しちまうバカっぷりだし!
何だか、すっげ~アタマの悪い子みたいなんですけど~?
●そもそも、信子が綱吉(谷原章介)まで殺そうとする「動機」が不明だ。
別に、「快楽殺人者」って設定でもないんだろーし…。
殺して、自由になりたい、ってコトなのか?
それにしても、綱吉が倒れたのは、過呼吸か?それとも、てんかん?
…おっそろしいほど、精神的にも、肉体的にも脆弱な男だな~。
柳沢邸で、染子(貫地谷しほり)が見たのは…一体、誰だったのか?
妻「ひょっとして、成住(田辺誠一)生きてる!?」
俺「んで、ハッピーエンド?いや~…あの冷血なオトコが、そんな、何のトクにもならねーコトをするとは、到底、思えねぇ~」
妻「じゃあ、一体、誰!?」
俺「わかんねぇ!染子の身内か何かかな~?おどして、言うコトをきかせてる、とか…?」
●言うまでもなく、安子は綱吉を殺すべきではない。
綱吉を殺しても、ヤツらは第2第3の綱吉を見つけて来るだけだからだ。
そしてコレは、決して絵空事ではないのだ。
人類の歴史は、コレの繰り返しに過ぎない、と言っても過言ではない。
「実感出来ない」とゆー人は、ある意味、幸せなのかも知れない。
一つの国を統べるとゆーコトは、ホントに難しい。
小野不由美の『十二国記』を思い出すぜぇ~…!!
●ちなみに、視聴率は14.6%だった。
by inugami_kyousuke | 2005-12-03 00:01 | テレビ