人気ブログランキング | 話題のタグを見る

犬神狂介の【狂人日記】

kyoujin.exblog.jp ブログトップ

ミュータント・ニンジャ・タートルズ2

【0.1点】

なぜか、パート2から、突然、タイトルが少しだけ原題に近くなった。
ワケわかんね~!
よく親は子供に「そんなモノ、いつでも見られる(読める)でしょ?先に勉強をしなさい!」という言い方をするが、俺は、ソレは違うと思う。
受験勉強のような、「純粋な技術」は別として、ごく一般的な学校教育が、子供の情操教育や人格形成に影響を及ぼすとは思えない。
逆に、おそらく、ココで親が「どーでもいいコト」として切り捨てたコミックやアニメやゲーム、小説…といったモノこそが、将来の子供の人生観や嗜好を決定する、非常に重要な要素となるのではないか?
「だから、勉強よりマンガが重要だ」などと言うつもりはないが、極めて重要である事に変わりはない。
しかも、「いつでもいい」ワケでもない。
「その時」じゃなきゃダメなのだ。
子供の人格は、大人と違って、まだ未完成で、粘土のような状態だ。
ソコへ、様々な情報が日々、一瞬一瞬、足されて、刻々と変化しているのである。
今日は白い粘土かも知れないが、明日には赤い粘土になっているかも知れないのである。
ひょっとしたら、子供が今日選んだモノは、青い色だったのかも知れない。
今日ならば、本来、青い粘土になっていたハズなのに、明日、すでに赤い粘土になってしまった子供の人格に、いまさら青いモノを足しても、青い粘土にはならないだろう…。
このような、「子供の心をガッチリとわしづかみにしてしまう作品」を、「大人の脳」で考えて作
る事は、非常に難しい事だと思う。
敢えて「偉大」と言っても良い。
俺には、絶対にムリだ。
そもそも、「理解出来ない」のだから、話にならねぇ~。
by inugami_kyousuke | 2006-02-03 22:52