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犬神狂介の【狂人日記】

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予言

【3点】

三上博史、酒井法子主演作品。
つのだじろうの『恐怖新聞』が原作、とゆーコトになっているが…
全く違う話だ。
恐怖新聞は単にモチーフとして使われているだけで、タイトル通り、「予言」すなわち「未来予知」の話だ。
作中でハッキリ説明されないが、恐怖新聞とゆーモノがあるワケではなく、恐怖新聞という都市伝説がある、とゆー設定らしい。
そして、恐怖新聞と呼ばれるモノの正体は、アカシックレコード…ってコトらしい。
なぜアカシックレコードが新聞というカタチで人々の前に現れるのかは謎だが。
根本的につのだじろうの作品とは何のカンケイもない作品なので…
オリジナルとして作った方が良かったのでは?と思う。
ラストが『エヴァンゲリオン』か『バック・トウ・ザ・フューチャー』みてェ~になってしまったのは失敗だった。
こーゆう結末にしてしまうと、全部、それまでの展開がチャラになってしまい「何でもアリ」になってしまうからだ。
個々のエピソード(鬼形礼のビデオメッセージや精神病院の患者データなど)はかなり作り込まれており、『ドグラ・マグラ』をも彷彿とさせる。
同時公開だった『感染』よりは、はるかに良かった。
が、個人的には、原作のラスト…
鬼形礼と怨霊との壮絶なお祓いが見てみたかった!
堀北真希が、とんでもなくブキミだった。
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by inugami_kyousuke | 2007-04-14 07:26