びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

百鬼夜行抄

今市子作品。
妻が原作が読みたいとゆーので、とりあえず、探して10巻まで買って来た。
俺にも読めば?、とゆーので、仕方なく読むコトにした。
でも、とてもじゃねーけど、そんなヒマはねーので…
寝る前に1話ずつ読むコトにした。
タダでさえ、読むのが遅いのに、一体、いつ読み終わるんだか…!
「文化庁メディア芸術祭漫画部門優秀賞受賞作」と聞いていたので、もっと趣きのある作品かと思っていた。
泉鏡花とか、コミックなら昔の山田章博みたいな…。
が、全然、違った。
ドラマとも、かなり違うが…
一番、違ってビックリしたのは、ドラマ版のストーリーの骨子を支えていた、蝸牛と青嵐の契約=「青嵐は、律の生命を守るが、17歳になったら、食べて良い」という設定そのものが存在しなかったコトだ。
よく考えてみれば、かなりヘンな契約ではあるのだが…
このカウントダウンのお陰で、ドラマにメリハリが生まれていたのも事実だ。
つまり、原作は、物語に強いタテ糸というモノがなく、わりとダラ~っと、いつ終わっても、また逆に、いつまで続いても構わないよーな話になっている。
フツー、これくらい長く続いているなら、それなりのドラマを用意するモンだが…。
変わってるな~。
ちなみに、この作品…
「月刊ネムキ」とゆー雑誌に連載しているのだが、たまたま夢枕獏が『キマイラ』を連載していなければ、俺だって、この雑誌を知るコトはなかっただろう。
なんと、書店に1冊配本のない雑誌なのだ!
事実、俺も存在は知っていたものの、実際に現物を見たのは、書店ではなく、古本屋でだった。
つまり、この雑誌を手にするには、足で探すか、もしくは注文するしかないのだ。
そんなモン、フツーの人が目にする機会なんて、限りなくゼロに近い。
今回、この「ネムキ」とゆー雑誌名が、「眠れぬ夜の奇妙な話」の略であるコトを初めて知った。
更に、この奇妙な雑誌が、少女マンガ誌であるコトも!
また、律の祖父、飯嶋伶のペンネーム=蝸牛はかたつむりの意だが、幸田露伴邸「蝸牛庵」の名に由来しているらしい。
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by inugami_kyousuke | 2007-06-03 02:19 | コミック