びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

もしもキミが。

べっ、別に…
読みたくて読んだワケじゃねぇ~。
会社の後輩が無理矢理貸してくれたんで…
仕方なく読んだ。
なんでも、スゲー感動して、泣いちゃったらしい。
手渡された瞬間…
目を疑った。
何だコレ!?
見た目からして、「オンナの読む本」じゃん!
コレを本屋で買ったのか!?
よく恥ずかしくねーなぁ~?
オカマかよ!?
そもそも、なぜ突然、こんなモン読もーと思ったのか…
俺の理解を絶する。
本なんか、ぜってぇ~一生、読まねータイプなのに。
てか、おそらく読んでも理解出来ねーハズだ。
しょーがねー、読んでやるか…
「~~~~~~~っ!!」
なっ、なんじゃコリャ~!?
全編、ヨコ書き!
しかも、青いインク!
しかもスカスカ!
何コレ?マンガのネームか?みたいな!
うぎゃあああ~!!
やめろォォォ~~~!
読まずに返してェ~!
と、ホンキで思った。
どーせ、ヤツが自分で「本を読もう!」なんて思うハズはねーから…
オンナ友達に薦められたか、もしくは雑誌で紹介されてたんだろう。
てコトは、おそらく「売れてる」ってコトなんだろう。
んじゃ、ガマンして、読んでみるか…。
が、ど~しても家で読む気にはなれねぇーんで、電車で読むコトにした。
スゲー恥ずかしかった!
恥ずかし気もなくコレを買い、
人前で読み、
更に他人に薦めるアイツは、男として異常だ!と改めて確信した。
そーいえば、職場でも、しょっちゅう俺にひっついて来ては、何か面白い映画はねーか?とか、面白いドラマはねーか?とか訊いてたっけ…。
しかも、何を薦めても、結局、ヤツは恋愛ものしか見たコトがね~し!
以前、ヤツ自身の勉強のために、新人の教育をやらせたコトがある。
たった1日で、新人が泣きついて来た。
「あの人!オンナの話しかしないんですよォ~!どっかオカシイんじゃないですか!?もう耐え
られません。何とかして下さいよ~」
やっぱ、ヘンだったのか…。
車内の視線と戦いながらも、何とか読んだ。
非常に強い意思を必要とした。
どーも、ケータイで書かれた作品らしく…
しかも、コドモが書いたよーで…
主語がヘンだったり、構成が稚拙だったり…
ひょっとして、校正してねーのか、コレ!?ってカンジだ。
あいのりの日記を延々と読まされてるよーな…。
ヒネリも何もなく、ただ、ひたすらありがちな話が続くだけだ。
死を描いているが、上っ面を撫でたよーな話でしかない。
人生を知らないコドモが、映画や本で得た部品をソレらしくコラージュして作り上げたよーな作品だ。
唯一、この作品に見るべきモノがあるとしたら…
活字離れした中高生が本を手にするキッカケになれば…とも思うが、
ハッキリ言って、コレだったら、コミックの方がはるかに緻密だろ!
あいのりの日記だって、もっと計算され尽くしている。
ましてや、コレは「小説」なんて呼べたシロモノじゃねぇ~!
1年後には、間違いなく、読んだコトすら忘れちまってるハズだ。
って…アレ?
このタイトルでいいんだっけ!?
いつかキミが?
もしもボクが?
さ、作者は…
リンだっけ?
ランだっけ?
…まっ、何でもいっか~!
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by inugami_kyousuke | 2007-08-11 01:56 | 文学