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犬神狂介の【狂人日記】

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花より男子

神尾葉子原作、井上真央、松本潤主演作品。
何つーか…
マンガよりマンガ的っつーか…
韓国ドラマのよーだった。
面白かったけど、あまり内容のない話だった。
冒頭で、壮絶ないじめから始まったので、いじめテーマかと思ったら、いじめは単なるキャラ立てのためのアイテムに過ぎなかったよーだ。
基本的には、大金持ちと貧乏人とゆー格差恋愛がテーマだ。
そして、金持ちばかりの名門私立高校も、ソコで繰り広げられるいじめも…
全ては司(松本潤)のキャラクターを立てるための道具に過ぎない。
よーするに、最初に、ものスゲー強烈なインパクトを視聴者に与える必要があったのだ。
壮絶ないじめを超リアルに描くコトで、「金持ちと貧乏人」とゆー使い古された設定に説得力を与えたワケだ。
更に、第一印象はサイアクで良い。
とにかく、インパクトのみが重要だった。
サイアクだろーと何だろーと…
キャラさえ立ってしまえば、後は、マイナスイメージをプラスイメージにひっくり返せば良いだけだから。
前半は、いじめを巡るつくし(井上真央)vs道明寺を描き、後半は、格差恋愛を巡るつくしvsババア(道明寺母=加賀まりこ)を描いている。
が、コレらはあくまでも演出のための舞台設定に過ぎず、決して深く掘り下げられるコトはない。
いじめは、道明寺自身が解消してしまうし、
格差恋愛に至っては、途中からミスコン勝負に論理をすりかえてしまう。
次から次へとつくしの身には災難がふりかかるが、どんな苦境になっても、常に颯爽とした援軍が現れ、問題は一気に解決してしまうのだ。
道明寺椿役の松嶋菜々子は、マジでカッコ良かったけどな~!
特に、後半になると、F4はつくしの親衛隊状態で、つくしのために奔走する。
すなわち、この話は、女性の視聴者がつくしに感情移入して、気持ちよくなるよーに作ってあるのだ。
極言すれば、つくし以外の登場人物は、全員、つくしのためだけに存在する…と言っても過言ではない。
花沢類(小栗旬)は、女性には良かったのかも知れないが、俺にはちょっとキモチ悪かった。
妻に「ギャハハ~!道明寺って、ホント、バカだよなー?」と言ったら…
「人のコト言えないと思うけど…?」と言われた。
俺「えっ、な、何が!?」
妻「怒ると道明寺みたいだよ?」
俺「いや…あんなじゃねーだろ~!?」
妻「あんなだよ?俺様じゃん!」
エ゛エ゛エ゛~~~ッ!?
ウソだろ~?
こんな、子犬みてーに従順な俺に、何てコト言いやがる!?
俺様なんかじゃねーですよ、全然!
ないと思います…たぶん。
主題歌は嵐「WISH」。
挿入歌は、大塚愛の「プラネタリウム」だったが、とてもウザかった!
曲自体はいい曲だけど…
毎回、無理矢理、ヤマ場でかけられると、なんか演歌みてーで、も~ウンザリだった。
ありえないっつ~の!
by inugami_kyousuke | 2007-08-26 14:54 | テレビ