びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

角川が黒澤作品をリメイク?

●角川春樹事務所が、黒澤明の『椿三十郎』『用心棒』のリメイク権を買ったらしい。
一般的には、黒澤と言えば『七人の侍』なんだろうが、俺は、コッチの方がずっと面白いと思う。特に、続編の『用心棒』の方がスキだ!時代劇…というより、ハードボイルドの傑作である。三船敏郎はシブいし、とりわけ仲代達也なんか、ミョ~にギラギラしててサイコーだ!!
●確かに、リメイクはいーけど…
この2本は、間違いなく名作である。おそらく、誰がどう撮っても、黒澤作品を越える事は難しい…つーか、ほぼ100%不可能である。それどころか、むしろ大ゴケする可能性の方がメチャメチャ高いんじゃねーかと思う。
●黒澤作品のリメイクと言えば、たしか昔、ブルース・ウィリスのおっさんが『ラストマン・スタンディング』とかっつーのでやったよーな気がする。見たけど…一切!何ひとつ!カンペキに!…今じゃ記憶に残っちゃいね~です。ひたすら「駄作だった」という評価のみが、俺の脳に海よりも深く刻み込まれている…まるで墓碑銘のように。
●そもそも「黒澤の…」と宣伝文句の付いている作品は要注意である。「黒澤の…」と付いた時点で、既にそれ自体が「上げ底行為」以外の何者でもないからだ。
●ハリウッドでも、トム・ハンクスが『生きる』を、スコセッシとディカプリオが『酔いどれ天使』をリメイクするらしいが…。この2本は、文芸ものだから、それなりの作品になるんだろーが…
ヘタにエンターテイメントものに手を出すとヤバいだろう。エンターテイメントだと、「作品はイマイチだが、演技は良かった」とか「心に残る名シーン」とか…そーいった逃げ道は一切ない。「面白いか、つまらないか」の二者択一しかないのである。
それにしても、このリメイク・ラッシュは…やっぱ、ひょっとして、世界的に黒澤イヤーなんだろーか?

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by inugami_kyousuke | 2005-05-20 22:27 | ゴシップ/新作情報