びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

亀田問題、その後

予想に反して、森川ジョージはボクシングの八百長問題にふれる気はないよーなので…
今さらだが、語っておこうと思う。
「亀父がライセンス無期限停止、長男は厳重注意、次男は1年間の出場停止」という処分で、世間的には、一応の決着がついたコトになっている。
だが…
こんなモノは決着でも何でもない。
単なる、世間的なパフォーマンス以上の意味はない。
腐ったリンゴは、棄てねばならないのだ。
ボクシングがスポーツとして認知され、存続してゆくためには、「ダメなモノはダメ」という毅然とした態度を示すべきであった。
それが出来ない、と言うのであれば…
亀田もTBSも協栄ジムもJBCも歴代チャンピオンも、等しく同罪だ。
腐ったリンゴの腐った部分(亀父)を、切って捨てるだけでは充分ではない。
腐ったリンゴは、丸ごと廃棄するのが正しい選択だ。
さもないと、結果的に全てのリンゴをダメにしてしまう。
ボクシングというスポーツ自体がダメになってしまう。
「悪いのは全て亀父のせいで、選手(亀田兄弟)に罪はない」と誰もが言うが…
ソレは違う。
この論理のウラには、「金の成る木を手離したくない」という、大人の打算が透けて見える。
世界タイトルマッチという頂点の舞台で、セコンド(亀父と長男)が選手(次男)に反則を指示し、ソレが全国放送で流されてしまったのである!
とんでもない話だ。
もはや、謝罪がどうとかいう問題ではない。
謝れば、何でも許されると思ったら、大間違いだ。
「謝る→許す」というコトは、すなわち「認めて受け入れる」という意味であり…
「謝ったから、反則オッケー」という事になる。
「謝れば、反則オッケー」なんてのは、不二家の「床に落としても、3秒以内に拾えばオッケー」と何ら変わらない。
そもそも…
「あるまじき行為」だからこそ、「反則」なのだから。
真っ当なスポーツならば、あれ程の反則行為が発覚した時点で、「即刻、試合中止」「失格」、さらに「永久追放」が当然だろう。
どんなに謝ったって、犯した罪が消えるワケではない。
「謝るコト」ではなく、「つぐなうコト」でしか、人は罪を清算するコトは出来ないのだ。
そして、罪をつぐなうには、膨大な時間と労力がかかる…。
端的に言うと、一生をかけてつぐなうのが人としての道だろう。
ソレが出来ないのであれば…
そんなモノは、謝罪にもつぐないにもならない。
自分の立場を良くしたいだけの、単なるパフォーマンスに過ぎない。
今回の件で、ボクシング業界は、今後に重大な禍根を残してしまった。
亀父という「トカゲのシッポ」を切って、終わりにしたつもりのようだが…
現実には、おそらくそのシッポすら、ちゃんと切れてはいない。
つまり、今回の件でハッキリしたのは…
腐っているのは、1個のリンゴではなく、ボクシング業界自体が、どうしようもなく腐っているのだ。
メディアをも含め、腐敗の根はあまりにも深い。
ハッキリ言っておく。
問題は、何一つ解決していないのだ。
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by inugami_kyousuke | 2007-11-17 20:53 | バトル