びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

少年十字軍(王国社)

マルセル・シュウォッブ著、『少年十字軍』を読んだ。
コレも、ずっと探していた作品だ。
ホントは、全集を探してたんだが…
この本は、数冊の作品集から主要作品を編んだ、日本オリジナル短編集のよーだ。
まず、あまりにも文字がデカくてびっくりした。
ホント、絵本並みにデカい。
もっと、フツーの小説かと思ってたんだが…
散文詩のよーな作品だった。
ジュール・シュペルヴィエルを想い出したけど、全く違う。
非常に詩的なんだけど、かつ、極めて理知的な文章だ。
そして、美しい。
欲を言えば、もっと訳が天才的だったら、より感動出来たと思う。
わけても「大地炎上」のイメージが素晴らしかった。
歴史的な描写や伝染病の話が多いところは、あまり好みではないが。
やっぱ、個人的には、シュペルヴィエルやガルシア・マルケスの方が好きだな~。
d0012442_2247524.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2007-12-02 22:48 | 文学