びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

地獄の季節

ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボオの詩集『地獄の季節』を読んだ。
小林秀雄訳。
げっ!
小林と言えば…
俺の宿敵だ。
『考へるヒント』の悪文野郎じゃねーか!
受験の時には、イヤってほど、世話になったぜぇ~。

(ある時、小林秀雄の娘が、「国語の試験問題の文章が、ちっともわからない」と言って、父親に見せたところ…
小林が一読しても、さっぱり意味がわからなかったので、「こんな悪文、意味なんか、わかりませんと書いておけ!」と言ったところ、
「でも、この文章…お父さんの書いた文章なのに?」と言われたそーだ。
コレは、有名な話だ。
つまり、このオッサンは、自分にもわからねーコトを書くばかりではなく、
自分が書いた文章すら忘れてしまうのだ!)

さらに!コイツは、中原中也から恋人を略奪しやがったゲス野郎でもある。
批評だけじゃ飽き足らず、こんなトコで、翻訳までやってやがったのか~!?

どんだけヘタクソか、読んでやろう…
と思ったんだが、意外に悪くなかった。
これまで、ランボオの名だけは知っていたものの、実際に作品に触れる機会はなかった。
ごくフツーの詩集かと思ってたんだが…ナント、散文詩だったので、ビックリした。
でも、『マルドロールの歌』の方が、個人的には好きかも~。
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by inugami_kyousuke | 2008-04-29 02:47 | 文学