びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

オバQの木

ゴールドクレストとゆー木をご存知だろーか?
そう。
よく玄関先とかに置いてあるアレ…
炎みたいなカタチで、ヒョロヒョロ~ッとした、葉先が黄色っぽい、ちっこい植木だ。

何年か前の話だ。
誰が植えたのか…
ある日、突然、ウチの近所の緑道に、ポツーン!と1本、ゴールドクレストの苗が植えられていたのだ。
この緑道は、予算がないのか、当時、荒れ放題で雑草だらけだったから、あるいは、心ある誰かが、そっと植えて行ったのかも知れない。
何にせよ、雑草の中に、1本だけ植えられたそのゴールドクレストは、あまりにも貧弱で…
まわりの雑草に負けて、すぐに枯れてしまうのではないか?と思われた。
が!
よっぽど、日当たりが良かったのだろう。
意外なコトに、ゴールドクレストはすくすくと育ち、どんどん大きくなって行った。
どんどん!どんどん!!どんどん…!!!
そして、いつしか、ゴールドクレストは、あまりにも大きく育ち過ぎて、
とてもじゃね~が、ゴールドクレストなんかにゃ見えなくなった。
遠くから見ると…
そのシルエットは、まるで巨大な「オバQ」だ。
ゴールドクレスト特有の、あの炎みてーな洒落たカタチじゃなく、
ボテッとした弾丸状で、ツルツルのはげ頭みてーに見える。
最近は、てっぺんの、そのはげ頭みてーな部分に、さらにウジャウジャと新芽が萌え出て来て、その異様さに、さらなる進化を見せている。
オバQの木は、この先、一体、どこまでデカくなるのだろ~か!?

※尚、これはフィクションではない。
オバQの木は、実在する。
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by inugami_kyousuke | 2008-05-04 01:14 | 日々のうたかた