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犬神狂介の【狂人日記】

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週刊 真木よう子

9回「蝶々のままで」を見た。
タナダユキ脚本・演出・監督作品。
この監督の作品が見てみたくて、見た。
でも…
ザンネンながら、あんまり面白くなかった。
タイトルの「蝶々」は、真木よう子を指すらしい。
「ブスで根暗で無趣味な主人公が、ある日、突然、美容整形で真木よう子になったら…」とゆー話。
女性監督ならではの切り口を期待して見たんだが、逆にマイナスのよーな。
なーんか、暗ェ~し。
・真木よう子=美人=蝶々。
・過去の主人公=ブス=青虫。
とゆー対比も…何つーか、あまりにもフツーだ。
「美人になっても、中身は変わらないから、幸せになれない」とか、
「美人になっても、いいコトなんかなかった」とか、
「美人になったら、逆に、フツーの幸せが手に入らなくなった」とか…
すっげぇ~マイナス思考だよなー。
つーか、この作品のターゲットは誰ですか?みたいな。
オトコには、こんな話、つまんねーし、
オトコがターゲットじゃねーなら、あとはオンナしかいねーワケだが、
そもそも、オンナがこの番組を見てんのか?大いに疑問だ。
更に、オンナがこの作品を見て、共感出来るか?とゆーと、もっとアヤしい。
もしも、オトコもオンナもターゲットじゃねーとしたら…
ひょっとして、コレって、「業界の人のみをターゲットにした、真木よう子やタナダユキを売り込むためだけのプロモ」ですか~!?とさえ思える。
何にせよ、面白くねーモンは、面白くねーっス。

この作品の発想の起点は、「ある日、突然、真木よう子になっちゃったら…」とゆーネタだ。
全く同じストーリーでも、描き方一つで、いくらでも面白い話になったハズだ。
が、この監督は、敢えてソレをしていない。
「エンターテイメント?何ですか、ソレ?」みたいな印象を受ける。
ど~せなら、「真木よう子の穴」にして、色んな人が、誰でも真木よう子になっちゃったり、
男女が入れ替わって、オトコが真木よう子になっちゃったり…
って方が、はるかに面白かったと思うけどなー。
折角だから、美人にしときました。
あと、巨乳にも。
by inugami_kyousuke | 2008-05-31 13:40 | テレビ