びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

白い虹の伝説

ウル・デ・リコの絵本、『白い虹の伝説』を読んだ。
前作『虹伝説』から、実に17年ぶりに書かれた続編だ。

『虹伝説』で人類の環境破壊を糾弾していたが、生ぬるいと感じたのか、
白いゴブリンと闇のゴブリンを登場させ、滅亡と再生を描いているが、基本的には、前作rと同じ話だ。
ただ、前作と違うのは…
『虹伝説』は、「自然vs7人のゴブリン」とゆー単純な図式であるのに対し、
『白い虹の伝説』では、「自然vs白+闇のゴブリン」とゆー図式は同じだが、
再生とゆー希望は、ゴブリン自身が自らの過ちに気づく所から生まれる。
つまり、よりメッセージ性は高くなったワケだが…
相変わらず、あんまり面白くはねーな~。
「説教臭い」っつーか。
ココまで、あからさまに描かなくても、もーちょっとオブラートにくるんでもイイんじゃねーかな~?と思う。
糖衣錠じゃなく、苦~い粉グスリってカンジだ。
飲めよ!良薬なんだから、苦くて当たり前なんだから!!みたいな。

あと…
前作の大きな魅力だった重厚な絵柄が、今作では、まるで、下書きかよ!?ってくらいに薄っぺらになってしまっているのが、非常にザンネンだった。
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by inugami_kyousuke | 2008-08-03 09:01 | 文学