びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

夜をつけよう

レイ・ブラッドベリ=文、
ディロン夫妻=絵、
今江祥智=訳、
の絵本『夜をつけよう』を読んだ。

ブラッドベリを読むのは久しぶりだ。
でも…
コレは、「っぽくねー」っつーか、
ごくフツーの児童書と何ら変わらねー。
別に、悪い本じゃねーけど、正直、「コレだったら、ブラッドベリじゃなくても…」ってカンジだ。

「夜がこわい子供」のための、「発想の転換」のお話。
「夜になったから(暗くなったから)、明かりをつける」のではなく、
「夜のスイッチをつけた」とゆー逆転の発想だ。
ネガティブ・シンキングから、ポジティブ・シンキングへ。
「昼間の目」から、「夜の目」へ!
夜のスイッチをつけると、まるで暗視装置(ノクトビジョン)を覗いたよーに、秘密の「夜の世界」が花開く…

エレクトリカル・パレードみたいな、カエルとバッタのイメージが美しかった。

むしろ、文よりも絵の方が面白かった。
エッシャーへのオマージュとなっており、
少年の不安を、不思議な構図によって、上手く表現していた。

夜景のイラストは、たむらしげるみたいだった。
ちょっとマンガみたいなイラストだが、非常にクレバーなイラストレーターで、好感が持てた。
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by inugami_kyousuke | 2008-10-04 08:38 | 文学