びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

競売ナンバー49の叫び

トマス・ピンチョン著『競売ナンバー49の叫び』を読んだ。
ぴちょんくんじゃねー。
ピンチョンだ。
変わった名前だが、アメリカの人らしい。
処女作『V.』や『重力の虹』は、非常に高い評価を得ているものの、ほとんど公の場に姿を現わさない「謎の作家」なのだ。

サンリオ文庫版が、永らく稀覯本となっていたので、「おそらく、死ぬまで実物を目にするコトはあるまい」と、半ば諦めていた作品だが…
知らない間に、筑摩書房から復刊されていたらしい。

でも…
まぁ、つまんなくはなかったんだが、期待が大き過ぎたせいか、イマイチだった。
「ある日突然、大富豪の遺産を相続した人が、巨大な秘密組織の存在に気づき始める…」とゆー話。
発表当時は斬新だったのかも知れないが、今読むと、さほど目新しい内容ではない。
それに、もっと面白く書けるハズだ。

以前、『スロー・ラーナー』を読んだ時も感じたコトだが…
この作家とは、俺は感性が合わねーのかも知れない。
ホントは、『V.』とか『重力の虹』も読んでみたいんだが、いつも先送りにしてしまうのは、そーゆう理由なのだ。
まぁ…
それでも、いつかは読んでみよーかな?
今度は、あんまり期待せずに。
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by inugami_kyousuke | 2008-10-04 09:01 | 文学