びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

バビロン行きの夜行列車

レイ・ブラッドベリの『バビロン行きの夜行列車』を読んだ。
ブラッドベリ77歳の時の短編集だ。

面白くねーな、コレ~。
てか、つまんねー。

コレが、他の作家だったら、納得出来たかも知れない。
でも、ブラッドベリがコレってのは、ちょっとムリだ。
少なくとも、俺には。

何つーか、フツーなのだ。
哀しいほど、フツー。
フツーの人が、フツーのアタマで考えて作れる範囲の作品群に過ぎない。
個々の作品の優劣は、この際、ど~でもイイ。
要は、個性の話をしているのだ。
「ブラッドベリをブラッドベリたらしめていたモノ」が見当たらない。
「イズム」がない。
そもそも!
「他の誰か」が充分に書けるのなら、そんなもん、ブラッドベリがわざわざ書く必要がねぇ~だろ?

この本で、唯一、面白かったのは、あとがきだった。
ブラッドベリが、夢で大理石のミューズとドライブする話。
いいねー。
本編よりも、コッチの方が、はるかにイイぜー。
ブラッドベリ版『夢十夜』でも書けばイイのによ~…
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by inugami_kyousuke | 2008-10-27 21:48 | 文学