びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

さよなら僕の夏

レイ・ブラッドベリの『さよなら僕の夏』を読んだ。
原題は、『Farewell Summer』。
ブラッドベリ86歳の時の作品だ。

この作品を読むために、わざわざ『たんぽぽのお酒』を読んだ。
なぜか?とゆーと、実は…
この作品は、『たんぽぽのお酒』の55年振りの続編なのだ。
とゆーよりも、元々、55年前にブラッドベリが出版社に渡した『たんぽぽのお酒』のプロトタイプは、『青い思い出の山々』とゆータイトルで、『たんぽぽのお酒』と『さよなら僕の夏』の2部構成だったらしい。
つまり、本来は、1つのものだったワケだ。
(ちなみに、『たんぽぽのお酒』は、『夏の朝、夏の夜』とゆータイトルだったそーだ)
「これじゃ、あまりにも長すぎる」と言われて、仕方なく、前半だけ出版したらしい。

それにしても…
『青い思い出の山々』とか、『夏の朝、夏の夜』なんてタイトルで世に出なくて、ホントに良かった。
ブラッドベリ、センスなさ過ぎだぜー。
『恋するソクラテス』かよ?みたいな。

主人公ダグとクォーターメイン老人…
どちらもブラッドベリの分身だ。
子供ブラッドベリと、おじーちゃんブラッドベリ。
ある意味、ブラッドベリの人生を清算する作品だったよーに思う。

ただ、ちょっと気になったのは…
この作品は、なぜか2人が突然、それぞれ「自分の股間と対話するシーン」で終わるのだ。
ま、まるで『マルキ』みてーだな~?
つまり、コレって…
「オトコの人生は、股間に始まり、股間に終わる」っつー結論なんスかね~?
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by inugami_kyousuke | 2008-12-13 22:54 | 文学