びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

Think 夜に猫が身をひそめるところ

吉田音『Think 夜に猫が身をひそめるところ』を読んだ。
「ミルリトン探偵局シリーズ1」だそーだ。

シンクとゆー名前の黒猫が、次々と拾って来る不思議な「おみやげ」を、飼い主が見て、「あーでもない。こーでもない」と推理する話…
とゆーあらすじが面白そーだったから読んだんだが、イマイチだった。
てか、つまんなかった。

何がイマイチだったかってゆーと…
ほとんど猫とカンケーねーじゃねーかよ、この話!
ハッキリ言って、猫は設定だけ。
話のメインは、人間なのだ。
たぶん、趣味のいい話なんだろーけど…
「猫はどーした?猫はまだかよ~?早く猫出せよ、猫ォォォ~!!ガルル~!!」とかイラつきながら読んだんで、全く楽しめなかったぜー。
猫の話じゃねーんなら、こんなタイトルにすんじゃねーよ。

あと、この作品の重要な要素の1つである写真だが…
コレもなー、イマイチなんだよな~。
つーか、イマイチとかイマニとかイマサンどころか、イマジュウくらいなんだよな~。
一見、キレイでイイんだけど、黒猫の視線で撮った写真と人間の視線で撮った写真がごっちゃになってるし…
黒猫の「おみやげ」を撮った写真も、ラシャ紙の上にキレイに並べて…って、ちょっと違う気がする。
何か、コレじゃ、まるで安っぽい通販カタログみてーじゃん。
絵ハガキみてーな写真ばっかで薄っぺらなんスけど~。

ちなみに、著者の吉田音とゆー人は、「クラフト・エヴィング商會」3代目=吉田篤弘・吉田浩美両夫妻の娘、とゆー設定になっているが、
実は…架空の人物なのだ。
つまり、この作品は単に「クラフト・エヴィング商會」の別名義の作品、とゆーコトになる。
どーりで、文章がオヤジくせぇ~ワケだぜっ!
ミョ~に理屈っぽくて、疲れんだよ~。
ラストだけ、いきなりファンタジーになるんだけど…
違和感バリバリで、ココだけ浮いてるカンジだ。

また、「ミルリトン」とゆーのは、「世界でいちばん美味しいお菓子」なのだそーだ。
ホントかよ~?
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by inugami_kyousuke | 2009-02-22 09:54 | 文学