びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

壁の文字 ポール・オースター全詩集

『壁の文字 ポール・オースター全詩集』を読んだ。

なっ…なにゆえ、対訳なんだ、この本は~~~?
ヨコ組みにして、左右見開きで、左に原文、右に訳詩が載っている。
別に、原文は必要ねーんだけどな~。
英語の授業のテキストじゃねーんだから!
まさか…「全詩集」と謳ったものの、あまりにも数が少な過ぎて、水増ししたワケじゃねーよな?
こーすれば、単純計算で、ページ数が2倍になるからなー。

そーいえば、筒井康隆が「原稿料を稼ぐ方法」の1例として、「とにかく、バカスカ改行するコト」って言ってたっけー?
究極テクとして、「登場人物を10人出して、点呼をとれ」って。
「1」
「2」
「3」
「4」
「5」
「6」
「7」
「8」
「9」
「10」
…コレで、あっと言う間に、10行稼げた。
何なら、10番目の人物に「数え間違い」をさせれば、やり直しの分で、もう10行稼げるそーだ。
アホみたいなテクニックに聞こえるかも知れないが…
コレを実践してる作家は、案外、いるのだ。
「この本…改行なしにしたら、明らかに半分の厚みになるよな~?」とか、
「コレ…全部ツメたら、長編じゃなくて、短編だよな~?」とか、ザラにある。


んで、肝心の内容の方は…
ザンネンながら、あまり面白くなかった。
何か…
ノストラダムスの予言詩を読まされてるよーなカンジなのだ。
シュールレアリスムの手法で、こーゆう作品を読んだコトはあるけど。
たしか、寺山修司も似たよーな遊びをやってたと思う。
まず、膨大な単語を用意して、無作為に選んで、つなげてゆくのだ。
そーすると、ビミョ~に意味不明で、ミョ~に意味深な文節が出来上がる。
それを積み重ねてゆくと、程良く不思議で魅力的な詩が完成するのだ。

でも、この作品は好きになれねー。
あるいは、もっと違う訳だったら…
もっと楽しめたのかも知れねーけど。
コレは無理。
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by inugami_kyousuke | 2009-04-05 09:48 | 文学