びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

ギャシュリークラムのちびっ子たち-または遠出のあとで-

エドワード・ゴーリーの絵本『ギャシュリークラムのちびっ子たち-または遠出のあとで-』を読んだ。

あんまり面白くはなかった。
ただ、AからZまでの名前の子供たちが、次々と不幸な死に見舞われる、とゆーだけの内容だ。
火だるまになったり、爆弾で爆死したり…
かなり非現実的なものも多い。
カンタンに言うと…「死に方博覧会」みたいな本だ。
「ダーク版・マザー・グース」みたいな。

「悪趣味だ」と感じる人も多いと思う。
が、この作家は、アナグラムを用いた複数のペンネームで膨大な数の本を出版し、熱狂的なコレクターもいるらしい。
思うに…
人は、精神的に落ち込んだ時、アッパーな音楽を聴くのは、かえって逆効果だと聞いたコトがある。
そーゆう時は、わざとダウナーな曲を聴いて、1回、トコトン落ちる必要があるのだ、と言う。
そして、次にアッパーな曲を聴いて「上がる」のが、最も効果的な回復の仕方だ、と。
この「人生の不幸オンパレード」みたいな本を開くコトで、ひょっとすると、人は不思議な「癒し」を受けているのかも知れねーな~、と、ふと思った。
d0012442_23312646.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2009-05-04 08:41 | 文学