おぞましい二人
エドワード・ゴーリーの絵本『おぞましい二人』を読んだ。
コ、コレはっ………………
ホントにおぞましかった!!
ちょっと、コレは…子供には見せらんねーと思う。
カンペキに大人のための絵本だ。
黒い絵本だ。
連続幼児殺人犯の話。
しかも、コレは実話らしい。
と言っても、むごたらしいシーンや過激な描写は一切なく、
2人の殺人鬼が生まれ、出会い、犯行を犯し、逮捕され、死ぬまでを淡々と描いている。
まるで、「トカゲの一生」みたいなカンジで。
「理解出来ないおぞましい生き物の生態」みたいなカンジで。
この事件を知った時、ゴーリーは「何をおいても、この話を本にしなければならない!」と思ったと言う。
一体、何を伝えたくて、ゴーリーとゆー人がこの本を描いたのか?俺にはよくわからない。
ゴーリーとゆー作家は、風変わりな作家だ。
好んで、人の不幸ばかりを描いている。
まるで、執拗に、月の裏側ばかりを描いているよーな…
描かれている内容は、理解も共感もしがたいが、
それ以上に、この作家自身が理解しがたい。
「理解しがたいもの」を、そのまま「理解しがたいもの」として本にして、
「この世には、こんな理解しがたいものがあるんだ…」
「何もかも、理解出来るコトばかりではないんだ…」
と知らしめる役割りを果たしている、ってコトなんだろーか?
コ、コレはっ………………
ホントにおぞましかった!!
ちょっと、コレは…子供には見せらんねーと思う。
カンペキに大人のための絵本だ。
黒い絵本だ。
連続幼児殺人犯の話。
しかも、コレは実話らしい。
と言っても、むごたらしいシーンや過激な描写は一切なく、
2人の殺人鬼が生まれ、出会い、犯行を犯し、逮捕され、死ぬまでを淡々と描いている。
まるで、「トカゲの一生」みたいなカンジで。
「理解出来ないおぞましい生き物の生態」みたいなカンジで。
この事件を知った時、ゴーリーは「何をおいても、この話を本にしなければならない!」と思ったと言う。
一体、何を伝えたくて、ゴーリーとゆー人がこの本を描いたのか?俺にはよくわからない。
ゴーリーとゆー作家は、風変わりな作家だ。
好んで、人の不幸ばかりを描いている。
まるで、執拗に、月の裏側ばかりを描いているよーな…
描かれている内容は、理解も共感もしがたいが、
それ以上に、この作家自身が理解しがたい。
「理解しがたいもの」を、そのまま「理解しがたいもの」として本にして、
「この世には、こんな理解しがたいものがあるんだ…」
「何もかも、理解出来るコトばかりではないんだ…」
と知らしめる役割りを果たしている、ってコトなんだろーか?
by inugami_kyousuke
| 2009-05-04 09:00
| 文学