びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

Katan doll fantasm

天野可淡の人形写真集『Katan doll fantasm』を見た。

人形師・天野可淡の名は知っていたが…
今回、初めて女性であったコトを知ってビックリした。
また、オートバイの事故で、結構、若くして亡くなったというコトも。

「光と闇のはざまのアート」ってカンジで、悪くねぇ~。
可淡の人形たちは、みな…「黄昏の住人」なのだ。
そして、眼が美しい。
ソレは、「無垢な美しさ」ではなく、「やや荒んだ美」だ。
見る者を拒むよーな、「荒涼とした美」。

「骨格」が、非常に特徴的だ。
通常、人形作家は、ここまで「骨格」を強調しない。
諦念とも哀愁ともとれる、独特のベールをまとっている。
まるで、米倉斉加年の絵を思い出させるよーな表情だ。
一言で言うならば…
この美の本質は、「儚さ」なのかも知れない。

それにしても、惜しいな~。
ホントに惜しい。
是非、ギレルモ・デル・トロの映画に参加して欲しかったぜぇ~。
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by inugami_kyousuke | 2009-06-06 08:51 | 文学