びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

よあけ

ユリー・シュルヴィッツ 作・画
瀬田貞二 訳
の絵本『よあけ』を読んだ。
唐代の詩人=柳宗元の「漁翁」にインスパイアされた作品らしい。

この絵本は、マジで名作だ!
ずっと前から知っているし、何度となく読んだ。
色も、デザインも、イマジネーションも、素晴らしい。
もちろん、翻訳も。
カンペキと言っても良い。
個人的には、最後のページが一番好きだ。

静と動、光と影の対比が、実に見事だ。
そして、色!!
じわ~っ…とにじんだ水彩が、もぉ、たまらなく美しい。
この、曖昧さが、イイんだぜぇぇぇ~。
この構図のとり方は、酒井駒子にも通ずるモノだ。

特にストーリーはなく、情景を描いた作品なので…
理解出来ない人に、いくら説明しても、おそらく、理解に達するコトはないだろう。
ただ…
じーちゃんの顔が、土産ものの「パイプをくわえた木彫りの水夫」に似てる点だけが、唯一、ザンネンと言えばザンネンなんだが。

やまが くろぐろと しずもる。
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by inugami_kyousuke | 2009-06-18 22:11 | 文学