びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

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【65点】

●ピーター・グリーナウェイ監督作品。
超・陰鬱なマイケル・ナイマンの音楽がピッタリな、超・ブラックな作品だ。
思わず、サントラを買ってしまった!
脳死しそーな単調なストーリーが、めまいがするほど淡々と続く。
かなり辛抱強い人でも、途中で見るのを止めたくなるほど、退屈な展開だが、ラストにはちゃんとオチが用意されているので、眠気と戦ってでも、頑張って見る価値は充分あると思う。
グリーナウェイの作品の中では、かなりわかりやすいので、人気も高い。
「両極端は一致する」とゆー命題を、実証して見せた作品でもある。
グリーナウェイは、美的センスに恵まれた監督だ。
その独特の画面作りは、ある意味、日本の鈴木清順じーちゃんに匹敵するかも知れない。
ちなみに、衣装はジャン=ポール・ゴルチエだ。
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by inugami_kyousuke | 2006-02-28 00:55 | 地獄行き(それ以下)
●俺の村と妻の村では、雪の模様が違ったが…
春になって、雪が溶けても、草の模様が違う!
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by inugami_kyousuke | 2006-02-28 00:41 | どうぶつの森

キッチンウォーズ

●面白かった!
天海祐希主演の2時間ドラマ。
基本的なストーリーは、逆『クレーマー、クレーマー』だ。
専業主夫、子育て、女性の社会進出…といった非常にオーソドックスな題材を取り上げながら、上手くまとまっていた。
この作品に深みを与えたのは、ひとえに松坂慶子の存在によるところが大きい。
松坂慶子が非常に「いい声」をしていると、今回、改めて気がついた。
丸く、包み込むような、優しい、「母性」を現わす今回の役柄にピッタリの、「いい声」だ。
ストーリー的には、特に目新しいところは無かったものの、この作品の見所は、バリバリのパワーエリートであった天海祐希が、夫を交通事故で失い、1人娘とたった2人だけで生きて行かなくてはならなくなった時、改めて、「料理」という1つの象徴を通して、自分と家族というものを再発見してゆく過程にある。
人は、人生において、何かを得ようとすると、何かを諦めねばならない。
もちろん、「欲しいモノがなにもかも手に入る人生」がサイコーに決まっているが、人生はそんなに甘くない。
どんなに欲ばっても、人間には、手は2本しかない。
いっぺんに2つのモノをつかむコトは出来ないのだ。
1つをつかんだら、もう1つは放さねばならない。
天海祐希演じる真琴という女性の思考は、ひと昔前の男性上位主義のオトコたちの考え方と何ら変わらない。
「アタシが外でバリバリ働いて、おカネを稼いでいるから、アンタたちは暮らして行けるのよ!」とゆーセリフは、まさに、オトコとオンナが逆になっただけだ。
安室奈美恵の曲に「LOVE2000」とゆー曲があって、戦争というものの本質を描ききった名曲だと思うのだが…
大切なものを守るため、不本意ながら戦いを選んだ者たちが、いつしか変質してしまい、逆に、結果として、大切な者を殺めてしまう…という、憎しみの連鎖を描いている。
「手段」が「目的」化する過程を、極めて明確に表現している。
「労働」でも、この図式はあてはめられる。
本来、「生活に必要な金を得るため」の「手段」としての労働が、いつの間にか、「目的」化してしまい、逆に「目的」であるはずの「生活」自体がおろそかにされてしまう…
まさに本末転倒だが、コレが現実だ。
「自分が食わせてやっていた」のではなく、実は「働かせてもらっていた」のだ、という真実が、「料理」という、かつて夫がたどった道を、真琴が同じ目線で見るコトによって、少しずつ明らかになってゆく展開が見事だった。
「社会で人と競争するコトがキライで、家庭という安易な選択肢に逃げ込んだダメ男」だと思っていた自分の夫が、何を考え、どれだけ自分を殺し、家族に与えて来たか…
自ら追体験しなければ、決して分からなかった真実に到達して、初めて真琴は自分と家族の真の関係を再構築出来たのである。
味の素KKの一社提供だったため、番組とCMが地続きになっており、ドラマの出演者がそのままCMに出演しているのも、コミカルで面白かった。
「家事」という名の「不払い労働」問題は、いつの世にも、カタチを変えて、なくなることはない…というコトなのだろうか?
ルンバ山田(武田真治)のコミックは、明らかにねこぢるだったが…
なぜ、ねこぢる~!?
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by inugami_kyousuke | 2006-02-27 00:26 | テレビ

バベットの晩餐会

【9点】

●バリントン・J・ベイリーの『カエアンの聖衣』とゆーSFで、「服は人なり」という概念が提示されていたが、
さしずめ、この作品では、「食は人なり」といったところだろーか?
ハッキリ言って、ストーリーを楽しむ作品ではない。
ここで提示された一つの概念を受け入れられるか、否か?…そーゆー作品だ。
考えるまでもなく、人は食べないと死ぬ。
だが、今日の日常生活において、常にその事実を自覚している人は、ほとんどいないのではないだろうか?
クジラは海で生きているが、哺乳類だから、エラ呼吸ではなく、肺呼吸をしている。
それは何を意味するか?というと…
クジラは一生、海の中で、定期的に「息つぎ」をし続けて生きているのだ。
当然だが、もしも、「息つぎ」を忘れたら、クジラは溺れて死ぬ。
この事実を知った時、俺は心底、ビックリした。
もしも自分が、一生、海で生きていかなきゃならないとしたら…と考えると、おそらく、この気の遠くなるよーな回数の「息つぎ」が、毎回、生死を分けるのだとしたら…
マジで、想像を絶する過酷な一生だと思う。
嵐だろーが、津波だろーが、どんな状況でも、海面に出て、呼吸をしなくてはならないのである。
でも、我々は「今日は忙しいから、昼メシ抜き」「食欲がないから、朝は食べない」「ダイエットのため絶食」なんて愚かなコトを当たり前のよーにやってはいないだろうか?
しかし、ソレは、本当は全く「当たり前」ではないのである。
「今日は忙しいから、呼吸抜き」「食欲がないから、朝は呼吸しない」「ダイエットのため呼吸停止」するバカがいるか?
いないハズだ。
いたとしても、とっくに死んでるし!
つまり、「食べるコト」とは、すなわち「生きるコト」と同義なのである。
呼吸と同様、生存のための「必須条件」なのである。
決してソレは、「嗜好」レベルの問題ではない。
「食を愛する」というコトは、「人生を愛する」というコトに他ならない。
この作品は、このよーなテーマをストレートにセリフで語りかけて来るワケではないので、ストーリー的な面白さを求めて見てしまうと、とんでもなく退屈な駄作に思えてしまうかも知れない。
が、たまには走っている足を止めて、道端に咲いている名も無い花に目を向けてみるのも、いーのではないだろうか?
ちなみに、この作品は、米英の両アカデミー賞外国語映画賞を受賞したデンマーク映画の佳作である。
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by inugami_kyousuke | 2006-02-26 14:07 | 地獄行き(それ以下)
●結局、シーズン中、1回もカンペキな雪だるまを作るコトが出来なかった。
来シーズンは、リベンジしたいなぁ~
その頃には、たぶん、家もデッカくなってると思うから、雪だるまグッズを集めたい。
すでに、妻はコンプリートして、「雪だるま部屋」を作ってるんだよな~
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by inugami_kyousuke | 2006-02-26 12:30 | どうぶつの森
【8点】

●ロアルド・ダール原作、ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演作品。
本当に、バートンってダールが好きだよな~。
『ジャイアント・ピーチ』の製作以来、2作目だ。
しっかりチョコレートを用意して、鑑賞した。
でも…あんまり必要なかったみたいだ。
残念ながら、コレは、チョコレートを食べたくなるよーな映画ではなかった。
この作品では、チョコレートは「食べ物」とゆーより、単なる「モノ」として描かれているので。
チャーリーがゴールドチケットを手に入れるまでは、メチャメチャ楽しめた。
5人の子供たちとその親のキャラクターの描き分けが素晴らしい!
しかも、他の子たちの家と比べて、チャーリーの家の貧しさの描写がすさまじい。
傾いた家、ガラスのない窓、具のないスープ…
ア、アレ~?俺…ひょっとして、借りるタイトル間違えた!?
『オリバー・ツイスト』だったっけ~、コレ?みたいな。
工場の中に入ってからは、例によって、コテコテの映像で、いつもながらの視覚的な面白さはあるものの、ストーリー的には、ごくフツーの展開だ。
よく考えてみると、5人の子供たちは1人ずつ消えてゆくワケだけど…
ヴァイオレットは紫に着色されたり、バルブにつまったり、ゴミとして捨てられたり、小さくされてた上、引き伸ばされたり…と、それぞれの個性に合わせた「罠」が最初から仕組まれていたよーに思える。
ウンパ・ルンパの歌や振り付けまで用意してたし!
でも、だったら、最初からチャーリーだけで良かったんじゃあ…?
「お前の帰る家はないと思え!」って言われて、帰ってみたら、実際に家が消えていた…みたいな、ミョ~なテイストのギャグが散見されて、ちょっととまどってしまった。
なんと、165人のウンパ・ルンパをたった1人で演じたディープ・ロイは、100万ドルのギャラを手にしたらしい。
約1億円として、1人60万円とゆー計算になるけど、果たして、ソレって高いのか、安いのか…?
当初、奇人=ウィリー・ウォンカの役作りは、マイケル・ジャクソンを参考にしたんじゃないか?と言われたが、そうではなかったらしい。
「ただ奇妙に、すごく時代遅れなものにした」結果、あーなったのだそうだ。
ってコトは、マイケル・ジャクソンって………!?
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by inugami_kyousuke | 2006-02-26 00:09 | 地獄行き(それ以下)
●えれ~、ビックリした!
いきなり、一夜にして村の景色が一変していた!
雪がなくなって、緑が芽吹いている。
…春だ!!
冬からゲームを始めたから、雪景色しか知らなかったんで、何か、すごくヘンなカンジだ~!
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by inugami_kyousuke | 2006-02-25 19:26 | どうぶつの森

ショコラ

【8点】

●ラッセ・ハルストレム監督、ジュリエット・ビノシュ主演作品。
娘役はヴィクトワール・ティヴィソル、ジョニー・デップもチョッコっと出ている。
特にストーリーとして面白いワケではないが…
この映画自体が、ひとつの濃厚なチョコレートのよーな作品だ。
チョコ好きの人も、チョコ嫌いの人も、この作品を見たら、きっとチョコレートが食べてみたくなる…そんな、不思議な魔法のよーな佳作。
昔、ボーイスカウトに入っていた頃…俺にとって、チョコレートとは「たった1カケラで、何日も生き伸びるコトの出来る、非常食=完全栄養食品」に他ならなかった。
それとは全く逆に、ひと粒のチョコレートを、人生の妙薬と考える人もいる…と知ったのは、
もっとずっと後の話だ。
人生を豊かにする方法は、人それぞれだ。
100人の人がいれば、100通りの価値観があっていい。
何が正しくて、何が間違っている…なんてコトはない。
チョコレートという一つの選択肢を提示することによって、この作品は、「人生の魔法を信じるか?」と問いかけているように思う。
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by inugami_kyousuke | 2006-02-25 03:13 | 地獄行き(それ以下)
●普段、深夜しかゲーム出来ないんだけど、この間、たまたま、夕方起動したら、夕焼けがメチャメチャ綺麗だった!
世界中がパステルピンクに染まって、まるでメルヘンの国のよーだった…
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by inugami_kyousuke | 2006-02-25 02:09 | どうぶつの森

さくや妖怪伝

【0.8点】

●嶋田久作、藤岡弘、塚本晋也、丹波哲郎、竹中直人(声のみ)…とゆー、ものスゴいキャスティングだが、残念ながら、あんまり面白くなかった。
松坂慶子がコスプレで「土蜘蛛の女王」を、嬉々として演じていてビックリした。
しかも、美しい!!
ヤラレました。
コレは、ハッキリ言って、松坂慶子のための作品だ。
それ以外の何者でもない。
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by inugami_kyousuke | 2006-02-23 22:54 | 地獄行き(それ以下)