びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

<   2008年 09月 ( 18 )   > この月の画像一覧

向こう4~5年のピクサー社のラインナップは…

2009年 『Up』
2010年 『トイ・ストーリー3』
2011年 『Newt』
       『The Bear and the Bow』
2012年 『カーズ2』

さらに、公式に製作発表はされていないものの、『モンスターズ・インク2』の企画も進行中らしい。
また、9月24日には、「『カーズ2』を2011年公開に前倒しする」と発表された。
つまり…
実に6作品中、3本…ナント!半分が続編なのだ!!

『トイ・ストーリー』『バグズ・ライフ』『トイ・ストーリー2』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』『カーズ』『レミーのおいしいレストラン』…
と、過去、ピクサーは『トイ・ストーリー2』以外、続編を製作していない。
高い技術、創造性、さらに絶妙のストーリーテリングがピクサーの真骨頂だっただけに、この発表には、マジでガッカリさせられた。
ディズニーの子会社となり、路線変更を余儀なくされたのだろう。
ホントにディズニーは、続編が大好きだからな~!
今回も、「『カーズ2』を2011年公開に前倒しする」とゆーコトは、どーゆうコトか?とゆーと…
すなわち、会社として、「続編を新作よりも優先する」とゆーコトに他ならねー。

明らかに、ピクサーはディズニー化しつつある。
ひょっとすると、もう、元には戻れないのかも知れねー。
いい会社だったのになぁ~。
ザンネンだ…
[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-28 20:41 | ゴシップ/新作情報

アバラット

クライヴ・バーカーの『アバラット』を読んだ。

実はコレ…結構、楽しみにしてた作品だったんだけど…
つまらなかった~。
ザンネン。
久々のバーカーだったのに。
『ウィーヴワールド』『不滅の愛』『ダムネーション・ゲーム』『イマジカ』の方が、はるかに良かったぜー。
と言っても、個人的には、もっと昔のホラーの方がずっと好きなんだけど。
コレ…なんか、本人はノリノリで書いてるみたいだけど…
何つーか、痛いんスけど~。
第一に…バーカー、絵ヘタ過ぎ!
よく恥ずかしくねーな~?
こんなの出版しちまってー。
実は、この作品は文庫版でも出てるんだが、文庫版はイラストが一切、載ってねーんで、わざわざ単行本の方を読んだんだが…
文庫の方が良かったかも知れねぇ~。
てか、プロのイラストレーターにするべきだった。
この、漫☆画太郎みてーなヘナチョコな絵が、著しくこの作品の想像性を損ねている!
バーカーとゆー人は、今やカンゼンに自分を見失ってるとしか思えねぇ~。

断言する!
やっぱ、バーカーは、ホラーだぜっ!!
ファンタジーなんて、バーカーにはヌル過ぎるのだ。
いくら、ダークファンタジーとか言ったって、所詮、バーカーには明る過ぎる世界なのだ。
バーカーは、闇の申し子なのだから。
ファンタジーが書きたきゃ、好きなだけ書けばいい。
んで、書き尽くしたら…
また、ホラーに回帰するべきだ。
どんなに偉大な才能も、正しく使わねば、ムダになっちまう。
バーカーには、早く己れを知って欲しい。
そして、こんなぬるま湯みてーなんじゃなく、『ミディアン』の続きを書けよ!!
と言っても…
まぁ、書けねーんだろーけど。
でも、やっぱ、書くしかねーのだ。
自分から逃げても、結局、他に道はねーんだから。

この作品は…
「ディズニー映画化決定!
2004年クリスマス公開予定!!
全4巻の壮大なファンタジー!!!」
と、鳴り物入りで出版されたにも関わらず、
その後、映画化の話はプッツリと聞こえて来なくなり、その上、「4部作」のハズなのに、一向に第2巻が発表されなかった。

「またかよ!また、例のビョーキかよ!?」
例のビョーキ…「バーカー病」とは、
「3部作を書きます!」と言って、1巻だけ書いて、続きは2度と書かない…とゆー世にも恐ろしいビョーキなのだ。
「カバル3部作」は、1作目の『死都伝説(映画化名=『ミディアン』)』しか書かなかった。
しかも!
勝手に「もーホラーは書かね~」なんて言い出す始末。
ファンタジーに転向してからも、結局、「アート3部作」は、1作目の『不滅の愛』しか書いてねーし。

だから…
「アバラット4部作」と聞いた時には、「ど~せ、また1作しか書かねー気だな?」と思ったのだ。
が、今回は、「ディズニーに映画化権を売った」とゆー話だったので、さすがに「書きたくなくても、書かざるを得ない」ワケで…
ちょっと心配していたのだ。

2004年に2作目の『アバラット2』が出た時には、マジでびっくりした。
「バーカーは、ついにバーカー病を克服したのか!?」とさえ思った。
が、それっきり…
公開予定だった2004年が過ぎても、映画化のウワサすら全く耳にしなくなり、
3作目が出版されるコトもなかった。
「やっぱ、ダメだったのか…人間、そうカンタンに変われねーってコトか~?」と思ってたら、
ナント!
2009年春には『アバラット3』を上梓するらしい。
コレは、かなり大部の作品となるよーだ。
しかも!
「アバラット4部作」だったハズが、いつの間にか、「クインテット(五重奏)」になってるしィィィ~!!

でも…
気になるのは、
2002年『アバラット(Abarat)』
2004年『アバラット2(Abarat: Days of Magic, Nights of War)』
2009年『アバラット3(Absolute Midnight)』
となっており、
1巻と2巻の間が2年、
2巻と3巻の間は、実に5年!も経っているのだ。
まぁ、3巻の出版は、2008年秋を予定していたのが、ズレ込んで2009年春になったみたいだが…
だとしても、4年。
2、4、と来たら、やっぱ、次は8、16、32…だよな~?
全部足すと、五重奏が終わる頃には、ナント、62年もかかる計算になっちまうんスけど~!?
d0012442_23232484.jpg
アバラット

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-28 00:57 | 文学

太陽と海の教室

織田裕二主演の月9ドラマ。
いちおー最初から最後まで見た。

驚くほど、盛り上がらなかったな~。
北川景子がヒロインだったんで、期待してたんだけど…
出番のワリには、目立たなくて、ザンネンだった。
むしろ、ハチ(濱田岳)と灯里(吉高由里子)中心の物語だったよーに思う。
あまりにもつまんねーので、出鱈目な話を作ったりして、勝手に盛り上がったりしていたなー。

俺「知ってた?最終回は、ものスゲーどんでん返しがあるらしーよ~?」
妻「えっ?そーなの!?」
俺「いきなり、ホラーになるらしい」
妻「え~~~!?」
俺「まず、織田が巨大化するらしい。あと、ハチが生き返って、仲間を1人ずつ、海にさらって行くらしいよ~?コワいね~?」
妻「……………………………………………………」
[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-23 20:03 | テレビ

埴谷雄高全集 第三巻

『埴谷雄高全集 第三巻 死靈』を読んだ。
つーか、本文は読んでねーんだけど。
巻末に収録されている問題の「未定稿」のみを読んだのだ。

『死霊』を読み終えるにあたって、どーしても、俺はこの文章は読んでおく必要があったのだ。
もちろんコレは、飽くまでも「未定稿」であって、「作品」ではない。
が、実にこの文章こそが、「完結か?未完か?」とゆー論争を呼んだ、発端なのだから。

九章を発表後、病床に臥していた埴谷雄高が、ある日、編集者を呼んで、「はい、コレ」と手渡したのが、この短い…原稿用紙数枚の「未定稿」だった。
そして、その文章の終わりには、なんと!「《死霊》了」と書いてあったのだ!!
その時、埴谷は、「生命の危機を感じたので、思い切って終わらせちゃったよー」と言ったらしい。
物語は、明らかに完結していない。
それを、わずか数枚の文章で片付けてしまった。
結局、編集者と親族と埴谷本人との間で話し合いが行なわれ、この原稿は作品として発表されず、「未定稿」として処理されるコトとなった。

「未定稿」は、哀しいほどに短かった。
そして、この上なく、い~かげんな内容だった。
三輪与志と津田安寿子が、仲良く手をつないで、去ってゆく。
「アハハハ~、ウフフフ~、愛って素晴らしい~」めでたしめでたし!…みたいな!!
いやいやいや…いくら何でも、コレはないっしょ~?
だって、当初の構想では、この2人は、この後、心中する予定だったんだろ!?
ソレが、なんで「アハハハ~、ウフフフ~」になっちゃうんスかねぇ~?
やっぱ、埴谷雄高は心神耗弱状態にあったとしか考えられねー。

それにしても…
この作品のラストで描かれるハズだった釈迦と大雄のエピソードは、本当に魅力的だ。
是非とも読んでみたかった。
ザンネンだ。


なんと!
この本…『死霊』がこの全一巻に収められているじゃねーか!!
どーでもイイけど、コレ…
895ページもあって、めっっっっっちゃめちゃ!重たいんですけど~!?
「現代用語の基礎知識」っつーか、「広辞苑」っつーか、「電話帳」っつーか…
もう、本としてあり得ねー重さ・分厚さだろ、コレ?
何つー無謀なコトをしやがるんだ~?
「全集」とはいえ…
もともとは3巻本なのに、一体、なぜ1巻本にしよーと思ったのか?理解に苦しむ。
冗談じゃなく、殺人的な本だ。
てか、コレはもー凶器だ。
まるで、初期の「FF」に出て来た魔法使いの本みてーだ。
でっかくて、ガンガン殴るヤツ!
「本で殴る」とゆーのは、衝撃だったよなー。

文庫版で最後まで読んだのに、この本を見ると、まるで違う作品に見える。
この本は、旧字なのだ。
文庫版は、普及版とゆー概念で、全編、新字に改稿してあったよーだ。
「失敗した。全集か、もしくは単行本で読むべきだった」と思った。
文庫版でさえ、かなり通読するのに疲れたので、当分、そんな気にはなれねーと思うけど…
《死霊》了
d0012442_11302960.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-23 09:26 | 文学

死霊Ⅲ

埴谷雄高の『死霊』最終巻=『死霊Ⅲ』第7~9章を読んだ。

7章《最後の審判》では、ついに「黙狂」=「宇宙者」=矢場徹吾が、その重い口を開く。
そして、「決していってはならぬ最後の言葉」を語り始めるのだ。
「影の影の影の国」とゆー「全宇宙のはじめから終わりまでの死者の魂の容器」…
すなわち「宇宙墓場」みたいなモノの中から、
ガリラヤ湖の大きな魚、
小さなチーナカ豆、
「死のなかの生」の胎児が現われて、
それぞれイエスや釈迦や父母を弾劾し始める。

(「影の影の影の国」とゆー概念は、楳図かずおの『神の左手 悪魔の右手』最終章に出て来た「あの世のあの世のあの世の世界」を想起させ、実に興味深かった)

それにしても…

「よーし、その食って食って俺達を食いつくす生の上限の『人間』について、食われたもののすべては、まず、お前達の何をやつらに向ってぶちまけて、とうてい許しがたい尽きせぬ思いの弾劾の上の弾劾の特別に際だったかたちを如何に愚かしいただの憎悪のみにとどまらぬところのこの影の影の影の国の最上の言葉としてやつらに投げつけ得るか、お前達の暗い暗黒のなかの死の底の底の底で考えに考えて考えつくしておいてくれ!」

「さらにまた、これこそこの上もなく最も重大肝要なことだが、この俺がそのお前にくどいほど繰返し述べているところのその「苦悩する魂」こそほかならぬ俺達すべての「思索」の決して涸れることもない源泉で、お前が自分だけで何かを考えたつもりになっているすべてのすべてのすべてこそは、おお、いいかな、本来、お前に踏まれる一粒の砂の苦悩、お前に食われるこの俺の悲哀と苦悩のなかの「俺達全体の思索」によってお前のなかに絶えず目に見えず積み上げに積み上げられたところの「絶えずより巨大な苦悩と悲哀へ向いつづけに向かいつづける大いなる集積の集積」にほかならぬことを、いくら無自覚なお前とてもお前のなかの何処かの暗い遠い隅でちらとでも思い及ぼしてくれ」

この文章を読んで、どー思うだろーか?
よく見るとわかるが…上の文も下の文も、実は1つのセンテンスなのだ!
コレは、通常では絶対あり得ない…あってはならない文章、と言っても過言ではない。
もしも、作文の課題でこんな文章を提出したら、かなり減点されるハズだ。
あるいは、0点にされてもおかしくない。
まず、文章がダラダラと長過ぎる。
加えて、二重でも充分クドいのに、この文章では、驚異の三重修飾(「食って食って食いつくす」とか、「底の底の底で考えに考えて考えつくして」「すべてのすべてのすべてこそは」とか…)のオンパレードなのだ。
文章作法的に言うならば、ヒジョ~に「悪文」っつーか、「ヘタクソな文章」だ。
が、恐ろしいのは…
あえて確信犯でソレをやっているとゆー点だ。
タブーだらけの文章によって、尋常ならざる作品世界を構築しているワケだ。
「奇書」と言って良いだろう。
100年に1冊、あるかないか…とゆー「奇書」だ。

さらに、「亡霊宇宙」「のっぺらぼう宇宙」「真空宇宙」「負の宇宙」「正の宇宙」「収縮宇宙」「蒸発宇宙」「砂宇宙」「存在宇宙」「重力宇宙」「無重力宇宙」「虚の宇宙」…といった概念に言及するに至って、一抹の不安を覚える。
なっ、何ですかコレ~!?
埴谷雄高にくっついて、とうとうこんなトコまで来ちゃったけど、ホントに大丈夫なのか、俺!?みたいな。
一体、ドコなんだ、ココ?とても一人じゃ帰れねーんですけど~!?みたいな。

ハッキリ言おう。
以前、精神分裂病患者の手記を読んだコトがあるが…
この文章は、その内容に極めて酷似している。
「カンペキにイッちゃってる」人の文章だ。
「天才と狂気は紙一重」と言うのは、本当なのかも知れねー。

ラストは、やはりブツッと終わってしまっている。
「完結したのか?未完なのか?」とゆー論争もあったみたいだが、コレを見る限り、明らかに「絶筆」ってカンジだ。
埴谷雄高が構想し、生涯をかけて書き続けた未完の大作…
本当に残念だ。
是非、最後まで読んでみたかった。

ちなみに、埴谷雄高の命日=2月19日は、「アンドロメダ忌」として記憶されているそーだ。
d0012442_14425100.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-23 08:15 | 文学
酒井駒子の絵本『よるくま クリスマスのまえのよる』を読んだ。

『よるくま』の続編。
やっぱ、幼児じゃない人には退屈かも。
3作目を書くんだったら、『よるくまvsひるくま ハロウィンの血戦!!』とかにしてくれ~。
ブロロロロー
d0012442_181128.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-21 01:53 | 文学

よるくま

酒井駒子の絵本『よるくま』を読んだ。

ううっ、
コ、コレは…!!
「子供向け」ってゆーより、むしろ「幼児向け」だ。

「よるくま」は、夜みたいに真っ黒な月の輪グマの子供で、
トナカイみたいに鼻が赤くて、暗闇で光る。

俺の知ってる、あの酒井駒子の絵じゃなかったので、ビックリした。
諸星大二郎のギャグ系作品の絵柄にやや似てるかも?
そして、「よるくま」は…
『エデンの東北』のしんごに似てっかもぉぉぉ~~~!?
いや!
しんごの方がカワイイな。

『ツレちゃんのゆううつ』とか、『ジム・ボタン』とか、『タンタンの冒険』みたいな話だった。
お や す み
d0012442_0352849.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-21 00:35 | 文学

BUNCH 浅野忠信画集

!!!………………………………………
……………………??……………………
………………………………………………
っっっ~~~~~~~~~!!??
………………………………?……………
……???…………………………………
…………………………………!!!!!
????????????????
!!!!!!!!!!!!!!!!

以上。
見なかったコトにする。
見なかった見なかった!
俺は、何にも見なかった…!!
d0012442_10523675.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-15 11:04 | 文学
『ますむら・ひろしの「ゴッホ型猫の目時計」』を読んだ。

コレは、CGでゴッホの絵とアタゴオル世界を合成して作った絵本だ。
ますむら・ひろしは、何かノリノリで作ってるみたいだが…
俺としてはイマイチ…つーか、ハッキリ言って、好きになれねぇ~。
アタゴオルは大好きだし、ゴッホは「好き」と言う程ではないにせよ、決してキライじゃない。
でも、2つを融合させたこのキメラのよーな作品は、愛せない。
悪趣味だ。
受け入れ難い。
この本は、まるで「苺大福」みてーだ。
もちろん、「苺大福」が好きな人もいるんだろーが…
俺は、苺と大福は別々に食べたいのだ。
その方が、はるかに美味しいと思うんだが…

それはそーと…
今回、初めて気がついたんだが、「ますむらひろし」の「ますむら」と「ひろし」の間に、いつの間にか、「・」が入ってるじゃね~か!?
…………~~~~~~~~~~~!?
し、知らなかった!
全く、気がつかなかった!!
あわてて最近の作品を見てみると、全部、「ますむら・ひろし」になっていた。
ガァァァ~~~~ンンン!!!
すげーショックだ!
ファンの風上にも置けねー。
d0012442_10433618.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-15 10:43 | 文学
マックス・エルンスト著『カルメル修道会に入ろうとしたある少女の夢』を読んだ。

コレも、『百頭女』同様、「コラージュ小説」だ。
やっぱ、あんまり面白くなかった。
ザンネンながら、エルンストは、俺には合わないよーだ。
イマジネーションをあまり感じない。
方法論としては、理解出来るんだが…
何つーか、「固い」。
枠組みがガッチリ決まっていて、その中だけで遊んでるよーな印象を受ける。
好きな人は、相当好きみたいだが…
俺はダメだ。
d0012442_2121796.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-09-15 10:24 | 文学