びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

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五つのエラーをさがせ!

『五つのエラーをさがせ! 木坂涼詩集』を読んだ。

子供みたいな詩を書く人だ。
絵にたとえるなら、ピカソみたいな…
いや…クレーみたいな詩だ。

こーゆうアプローチの仕方もあるんだ~?と、一瞬、感心はしたものの…
ザンネンながら、個人的には、あんまり好きにはなれねーなぁ~。
子供の文体を模して、平易に語るのは良いんだが…
ソコに、オトナの作為とか技巧を感じちゃったら、台無しなんだよな~。
「計算された素朴さ」が、あまりにも見え見えなのは、逆に、激しく興ざめしちゃうのだ。
ど~せなら、山村暮鳥くらい自然な方がいいぜぇ~。
春は
にわに
まちをつくる
花の
いえを建てる
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五つのエラーをさがせ! 木坂涼詩集

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by inugami_kyousuke | 2009-11-28 22:02 | 文学

BとIとRとD

酒井駒子の絵本『BとIとRとD』を読んだ。

結構、期待して読んだんだが…
イマイチだったな~。
やっぱ、酒井駒子とゆー人は、他の作家の作品に挿絵をつけた時に力を発揮する人らしい。
つーか…この本は、デザイン的に、とゆーか、
そもそもコンセプト的に、甘いよーに思う。
全編にわたって切り絵が使われているけど、
コレ…
シャープ過ぎじゃねーですか~?
「ホントに、こんな固いイメージで、いいんスか~?」みたいな。
もっとやわらかい…ちぎり絵のよーなモノの方が良かったんじゃねーかな~?
それに、文章も…
酒井駒子の絵は、非常に叙情性の高い絵なので…
もっと深みのある、物語性のある文章の方が、ぜってぇ~合うと思うんだが…

知らないうちに入っている
ポケットに中の小さなゴミさん

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BとIとRとD

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by inugami_kyousuke | 2009-11-28 21:27 | 文学

虐殺された詩人

ギヨーム・アポリネール著『虐殺された詩人』を読んだ。

ザンネンながら…
つまらなかった。
スッゲェ~期待してたのに。
「自伝的小説」らしいけど。
「ふぅ~ん」みたいな。

コレだったら、ダンセイニの方が1000倍イケてんぜ~。
この人は、やっぱ、詩の方がイイのかも?
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虐殺された詩人

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by inugami_kyousuke | 2009-11-23 09:33 | 文学

タナトノート

ベルナール・ヴェルベール(ベルナール・ウェルベル)著『タナトノート 死後の世界への航行』を読んだ。
『棚とノート』じゃねぇ~。
「タナトノート」とゆーのは、ウェルベルの造語で、
「タナトス(死)」と「アストロノート(宇宙飛行士)」をかけ合わせた言葉だそーだ。

3部作の1作目らしーけど…
コレが1996年に出版されて以来、続編は出版されてねーんだよな~。
そっ、そんなに売れなかったのか~!?
つーか、そもそもやる気あんのか?NHK出版!?
表紙のイラストも、な~んかヘタクソだし!!
いっそ、角川の「ウェルベル・コレクション」の続巻として、全巻、出し直してほしーぜっ!
もう、とっっっくに完結してんだからよ~。
何でもいーから、誰か、翻訳してくれよぉぉぉ~~~。

例によって、楽しく読めた。
マジで、ウェルベルは、安心して読めるから、イイぜぇ~。
カンタンに言うと…
『フラットライナーズ』と『グラン・ブルー』を足して2で割ったよーな作品だ。
676ページもあるのにはビビったが。
実際、読んでみると、特にコムズかしーワケでもなく、案外、スラスラ読める。
てか、深遠かつ荘厳なテーマのわりには、むしろ卑近なカンジだ。
フツーに天使が出て来ちゃうし!
ちょっとマンガみたいなんだよな~。
フランス版・『大霊界』?みたいな。
ハッキリ言って…
このテーマを一体、ど~やってあと2作も続けるのか?全く想像もつかねーぜ~。
《コマ・コーラで魂をリフレッシュ》
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タナトノート 死後の世界への航行

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by inugami_kyousuke | 2009-11-23 00:10 | 文学

ご姉弟物語

安達哲の『バカ姉弟』が原作のアニメ。
別に、『ご姉弟物語』なんてタイトルにしなくても、『バカ姉弟』のまんまで充分イイと思うんだけどな~?
つーか、この作品て…
こ、こんな「良い子のお話」みてーな話だったっけ~!?
原作は、もっと奇妙なテイストだったよーな気がするが。
ま、別にい~けど。

東京の下町・巣鴨で、幼い姉弟2人が健やかに生きてゆく話。
にしても、「地主 御寧莞(じぬし おねい)」って、変わった名前だよなぁ~。
風貌も個性的だ。
何か…おでこが広くて、ブライスみてーだし。
どことなく、猫っぽいし。
(てか、安室奈美恵似!?)

第13話「おねいのピアノ」が感動的だった。
まるで、のだめの幼少期を描いたよーなカンジで。
ちなみに、主題歌は、たむらぱん「マウンテン」だが…
たむらぱんって、「田村パン」なのかと思ってたら、
田村歩美の「田村」と、フランス語でウサギの意味を持つ単語「lapin(ラパン)」をかけ合わせた名前だったらしい。
コレは、説明してくんなきゃ、ぜってぇ~わかんねーだろ~?
良くて「田村パン」=「めちゃめちゃパン好きな人」か、
もしくは最悪…「レミパン」みてーな、「鍋の名前」だと思っちゃう人だっているかも知んねーし!?

シャアアア~~~ッ!!
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by inugami_kyousuke | 2009-11-22 20:12 | テレビ

おんなの窓 2

けっして、自虐ネタがNGってワケじゃねーんだが…
ココまで徹底して自虐ネタばっかだと、流石に「もーお腹いっぱい」っつーか、「うんざり」っつーか…
「い~かげんにしやがれ!!」ってカンジだ。
もともと、俺はネガティヴな考え方はキライなんで。
ウジウジぐだぐだと消極的な泣き言ばっか聞かされ続けんのは、苦痛以外の何者でもねーのだ。
もーココまで来ると、「芸」の域を越えている。

二ノ宮知子との年収の違いをヒガんだり、
7000万で建てた一戸建てを4000万くらいで売却するハメになり、
その家で暮らす家族の一家団欒を窓越しに眺めて、衝撃を受けて逃げ帰ったり…
この本を読んでると、伊藤理佐って人が、マジでどんどんキライになってゆくぜぇ~。
赤裸々過ぎるっつーか、生々し過ぎるっつーか…
もっと他に、描きよーがあったと思うんだがな~。
まぁ、こーゆう芸風なんだろーけど。

バツイチだったのが、吉田戦車と再婚したりと…
プラスな話題もあるんだが。
「山、始めました」って…
日焼け対策のため、『999』の星野鉄郎みてーな格好で山に出没してるらしい。
ブ、ブキミなやつ…!
都市伝説になりそーだぜ~。

この人 服装が変じゃありません?
大丈夫ですか?
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おんなの窓〈2〉

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by inugami_kyousuke | 2009-11-15 09:29 | コミック

大鴉

エドガー・アラン・ポオ著
日夏耿之介訳
ギュスターヴ・ドレ画
の詩集『大鴉』を読んだ。

「稀人(まれびと)のこの房室(へや)の扉(と)を入らばやと さこそ呼ばうてあるならめ。
小夜更けてこの房室(へや)の扉をまれ人の入らばやとこそなすならし。


そうそうそう!
コレコレコレ!
このコムズかしーヤツが、俺のポオのイメージなんだよな~。
まさに、ドンピシャ!!
それに、この、ドレの超・陰気くせぇ~挿絵が、もぉサイコーだぜえっ!!

やっぱ、教科書ガイドじゃねーんだから、
「わかり易けりゃOK」ってワケにはいかね~のだ。
ニュアンスってもんがあるんで。
どーでもイイけど…
『ザ・クロウ』って人気コミックは、何度もTVシリーズや映画化もされてるけど、
ポオの『大鴉』の影響があるのかな~?
この詩は、アメリカじゃ、学校の教科書に載ってて、
誰もが必ず読む、非常にポピュラーな詩らしいけど…

大鴉いらへぬ「またとなけめ」
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大鴉

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by inugami_kyousuke | 2009-11-15 08:31 | 文学

ポー詩集 対訳

『ポー詩集 対訳』を読んだ。

それにしても、スゲーな、この本…
著者を「ポー」としか書いてね~し。
まぁ、たしかにポーはポーなんだけど…
羊の「ポー」の絵本と間違われそーだ。
ちゃんとフルネームくらいは、書いときゃいーのに。

考えてみれば、ポオの詩は、ほとんど読んだコトがなかった。
読んだのは、たぶん、有名な『大鴉』くらいだ。
たしか、日夏耿之介訳のヤツ。
そう…
俺にとって、ポオのイメージってのは、旧字旧仮名とまでは言わねーが、
「やたらとコムズかしい漢字をいっぱい使った、難解な訳文」なのだ。
たしか、ポオの作品は、古語で書かれてるハズなので…
ニュアンス的には、その方向性が正しいのだ。
だから余計に、この本のスラスラ読めちゃう現代風な訳詩に、メチャメチャ違和感を感じるのだ!
コレは、俺の知ってるポオじゃねぇ~!!
ま、別にい~けど。

「対訳なんて必要ねぇ~ぜっ!」と思ってたが…
「訳文を読むだけでなく、原文を暗誦して鑑賞しろ。詩の基本は、暗誦だ」とゆー訳者の主張に、「なるほどなー」と思った。
面白い。
いつか、ヒマになったら…
も1回、読んでみよーと思う。
んで、今度は、原文を暗誦出来るよーにしよ~。

すると大鴉は言った、”Nevermore”
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ポー詩集 対訳

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by inugami_kyousuke | 2009-11-15 08:11 | 文学

アンリ・ミショー詩集

『アンリ・ミショー詩集』を読んだ。

なかなか楽しめた。
知的で繊細だし、イマジネーションが非常に豊かだし。
この本は、色々な作品集から作品を抜粋したものなので…
いつかまた、もー少し、ちゃんと読んでみたい、と思った。

神経の戦争
「地球」の
階級の
種族の
廃墟の
鉄の
従僕の
帽章の
風の
風の
風の戦争
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アンリ・ミショー詩集

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by inugami_kyousuke | 2009-11-15 07:50 | 文学
『〈地獄〉にて 天沢退二郎詩集』を読んだ。

面白くなかった。
なんだか、やたらと重苦しいばっかで…
かと言って、他に何かあるワケでもなく…
ハッキリ言って、読むのが苦痛だった。
文字組みもヘンで、スゲー読み辛ぇ~し。
つーか、コレ…
ホントに詩なんスか?
なんか、限りなく散文みてーだけど。
『つげ義春とぼく』を思い出した。
コレだったら、司修の『青猫 幻想童話館』の方がイイや。

天沢退二郎って人は、作家としては、好きなんだけどな~。
世間的には、むしろ詩人としての知名度の方がメインなんだろーけど。
今回、初めて詩を読んだが、
少なくとも、俺の好みじゃなかったぜー。
詩人だけじゃなく、翻訳家としての顔も持ってる人なんだが…
やっぱ、俺は作家としては好きだけど、
他は、ど~でもイイや。
<地獄>にて 天沢退二郎詩集<地獄>にて―天沢退二郎詩集 (1984年)

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by inugami_kyousuke | 2009-11-14 08:38 | 文学