びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

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天野喜孝原作
『知りたがりやの芽キャベツ やさいのようせいN.Y.SALAD』を読んだ。

こっ、これも、天野喜孝は原作で、
あくまでもアニメの絵本だった!
子供向け…とゆーより、幼児向けってカンジだ。

特にストーリーもなく、何もない。
やればできるんだ!
ってアンタ…
飛べるの忘れてた、ってアンタ…
~~~~~~~~~~!!
ま、いーけどね。
しかし、この本のキャラクターたちは、「妖精」とはゆうものの、つまるところ全員、「野菜」だ。
つまり、全員合わせて、「サラダ」の材料なワケだ。
てコトは、とーぜん…
コイツらは全員まとめて、人間に食べられちゃうワケだよな~?
コレって、肉に置き換えてみると、よーするに…
『知りたがりやのサカナ サカナのようせい魚肉ソーセージ』とか!
『知りたがりやのニワトリ 鶏肉のようせい激辛フライドチキン』とか!!
『知りたがりやのウシ 最高級松阪牛のようせいしゃぶしゃぶ食べ放題2,900円』とか~!?
食肉を擬人化するってのは、ちょっと悪趣味っつーか、ブラックっつーか…
最終回は、料理に加工されて、美味しく食べられて「めでたし、めでたし」なのか~?
い~のか、ソレで!?

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知りたがりやの芽キャベツ やさいのようせいN.Y.SALAD

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by inugami_kyousuke | 2010-01-31 12:50 | 文学

ねこ神さま

ねこぢるの『ねこ神さま』を読んだ。

もちろん、ずっと前からねこぢるの存在は知ってたんだが、
あえて読まずにいたのだ。
が、ついに手を出しちまったぜ~。

神様の弟子=ねこ神1号2号が、愚かな人間どもの願いをバンバン叶えてゆく話。
でも、いつもビミョ~に(っつーか、かなり)願いごとをカンちがいしてるので、必ず悲惨な結果となる…とゆーワンパターンな内容だ。
特に面白くもない。
ギャグはベタだし、ヒネリもねーし。
おまけに、テイストはかなり残酷だし。
コレ…森下裕美が描いたら、スゲー面白くなってたんじゃねーかな~?みたいな。
でも、ねこ神はカワイイ。
何か、ちょっと無表情だけど。
1号はいわしのスティック、
2号は先端にお星さまのついた棒を持っている。
ショックだったのは…
ライバルの犬神(悪魔の弟子)が、無茶苦茶バカっぽいのだ!
あまり人気もなかったのか、途中からはほとんど出て来なくなっちまうし。

マンガとして面白いとゆーよりも、
ねこぢるとゆー作家の価値観や人生観がよくわかる作品だった。
に゛ゃ~
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ねこ神さま

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by inugami_kyousuke | 2010-01-30 11:06 | コミック
冲方丁の『マルドゥック・スクランブル』の劇場用アニメ化が決定した。

おおお~~~っ!
やっぱ、やるんだ~?
1回、ポシャった企画だけど、今回は、ちゃんと完成するとイイなぁ~。
バロットとウフコックの繊細ささえ、ちゃんと表現出来れば、かなりレベルの高い作品になるハズだ。
あと…
ウフコックにズボンをはかせなきゃ、大丈夫だぜっ。
あー、あと、エログロ路線も、ちょっとおさえ気味にした方がいーかも?

バロットは、マチルダや綾波レイに匹敵するくらい、秀逸なキャラだ。
成功すれば、名作間違いねーし。
そしたら…ハリウッド実写映画化だって、けっしてあり得ねー話じゃねぇ~。
でも、ぜってぇ~邦画で実写映画化だけはやめてくれっ!!
たしか、2009年度の映画興収TOPは『ROOKIES(ルーキーズ)』だったみたいだけど…
相変わらず、洋画はダメらしい。
50億突破した洋画は『ハリポタ』と『レッドクリフ』の2本だけだったとか。
邦画の成績が良いとは言っても、アニメとTVドラマの劇場版ばっかなんだよな~。
3Dで映画産業が復活したりしねーのかな~?
今年は、3Dテレビ元年らしーけど。
果たして、日本に3Dは定着すんのかな~?
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by inugami_kyousuke | 2010-01-10 12:41 | ゴシップ/新作情報

ラギッド・ガール

飛浩隆の『ラギッド・ガール 廃園の天使Ⅱ』を読んだ。
第6回センス・オブ・ジェンダー賞受賞作品らしい。
俺には、一体、この作品のどこらへんがジェンダーなのか?全くわかんなかったけど。

「夏の硝視体」
「ラギッド・ガール」
「クローゼット」
「魔述師」
「蜘蛛の王」
の5編を収録した短編集だ。

この作品は、随所で「廃園の天使3部作の2作目」と称されているが、
「3つの長編といくつかの中短編で構成される」とゆー著者の言葉が正しければ、
「長編3部作の2作目」ではない。
このカウントのし方だと、いずれ「3部作の4作目」「3部作の5作目」…となっちまうと思うんだが?
ま、どーでもイイけど。

ちなみに、次回作は『空の園丁』とゆー長編となるらしい。
細部の設定とか、物語の枠組みとか…
非常に作り込んであって、スゲーとは思うんだが、
そもそもこのテーマを、こんなに延々と書き続ける意義があるんだろーか?
ヒジョ~に疑問だ。
長編1冊で、充分描き尽くせる内容だと思うんだが?
つーか、ひょっとしたら、短編でも充分かも?
何だか、ジュヴナイルとか、アニメ感覚に近い作品群だ。

一つのテーマを敷衍するのが上手い作家だ、とゆーコトはわかったが、
もーこのシリーズはイイや~。
全くキョーミね~ですー。
悪趣味っつーか…意味のねーエログロにはもーうんざりってカンジだ。
<非の鳥>はどちらだろうか。
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ラギッド・ガール 廃園の天使〈2〉

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by inugami_kyousuke | 2010-01-09 18:14 | 文学

ファンファンとふね

ピエール=プロブスト絵・文
の絵本『ファンファンとふね』を読んだ。

ノアの方舟みてーな話。
名作絵本らしいが…
かなりのトンデモ絵本だ。

まず、たまたま通りかかったファンファンが、
「木の枝に首がひっかかっていたアヒルを助けた」とゆーところで爆笑させられる。
いや…
ないだろ~?フツー?
「アヒルの首が木の枝にひっかかっていた」なんて話、『アンビリーバボー』でも聞いたコトねぇ~し!
さらに!この作品の中では、
犬猫アヒルが直立歩行し、道具を使うのだ!!
傘をさしたり!
オールをこいだり!
歯をみがいたり!
しかも、コイツらの前足が、動物のソレではなく、
人間の掌みてーに描かれているのだ!!
この絵は、マジで衝撃的だ。
ヘビに足が生えてるくらい、キモチ悪い。
コレじゃ、ど~見ても妖怪だろ!!
ブ、ブキミ過ぎるぞっ、この絵本~!!
てか、こんなの、教育上、良くねーんじゃね~のか!?と、心配になって来る。
それとも、俺が無粋なだけなんだろーか…?
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by inugami_kyousuke | 2010-01-04 22:05 | 文学

グラン・ヴァカンス

飛浩隆著『廃園の天使 1 グラン・ヴァカンス』を読んだ。

3部作の1作目らしーけど…
作者曰く「おそらく三つの長編といくつかの中短編で構成されることになるような気が、なんとなくしないでもない(笑)」とゆーコトなので、最終的に何冊になるか?は、現時点では不明だ。
つまり、便宜的に「3部作」と称しているだけのよーだ。
ちなみに、バラードの『ヴァーミリオン・サンズ』とゆー作品に類似しているらしい。
俺は読んだコトねーけど。


飛浩隆とゆー人は、非常に遅筆家で…
ナント、150枚の中編の執筆に4年の月日を要し、
更に、この作品の完成までに10年もかかっているので…
この「3部作」の完結は、果たしていつになるのか?よくわかんねーし。

1000年の夏休み…
夏の区界…
数値海岸(コスタ・デル・ヌメロ)…
ヴァーチャルリアリティの仮想リゾートに住むAIたちの物語。
登場人物は、全員AIだ。
「滅びゆく世界を描いた美しい作品」とゆー評判を聞いて、読んでみたんだが…

よーするに…
この作品は、「美しい砂の城を作って、壊す」行為に等しい。
確かに「美しい砂の城」の部分は良かったんだが…
中盤~ラストにかけての「破壊」の部分の描き方が、ちょっと…
ヘンタイっぽい、っつーか、
SMっぽいっつーか…
好きになれねぇ~。
「残酷」でも、別に構わねーと思う。
が、あえてソコに性的な要素を入れる必要があるんだろーか?
ごく単純に、「暴力」だけで充分だったんじゃねーのか?
「苦痛」と「快楽」とゆー概念を持ち込んだために、何だか、すっげぇ~アブノーマルな世界になっちまってる。
ハッキリ言って、キモチ悪いっス。
そーゆうのがやりたいんだったら、もっと、そーゆう風に特化すれば良いと思うし。
バーカーみたいに。
何か…
やってるコトが中途半端で、何がやりてーのか?よくわかんねー作品だった。
百曲を聴きながら百冊を読み、同時に百皿の料理と一匹の蜘蛛(うええ)を味わう。
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グラン・ヴァカンス 廃園の天使〈1〉

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by inugami_kyousuke | 2010-01-04 21:33 | 文学

ふわふわ

村上春樹文
安西水丸絵
の絵本『ふわふわ』を読んだ。
こっ、これは…!
何つー内容のウスい本なんだ~?
よ~するに、「ボクは猫が好きだ」って話をダラダラと書いてるだけの本だ。
しかも、文章が超・ヘンだし!!

その猫が、長いあいだ使われていなかった広い風呂場を思わせるような、とてもひっそりとした広がりのある午後に、太陽の光のあふれた縁側で昼寝をしているとき、そのとなりにごろりと寝ころぶのが好きだ。
なんて文章は、こんなの…プロとして絶対、あり得ねぇ~!!
…っつーか、プロ以前に、作文の時間で、既にペケだろ~?
別に、アラ探しする気はねーんだけど…
主語と述語、そして修飾の関係が、ヒジョ~にわかりづれぇ~。

長いあいだ使われていなかった広い風呂場を思わせるような、とてもひっそりとした広がりのある午後に、太陽の光のあふれた縁側で、その猫が昼寝をしているとき、そのとなりにごろりと寝ころぶのが(僕は)好きだ。

コレだって、とても良い文章とは言い難いけど、この方が、まだマシなんじゃねーか?上の悪文より?
まだ意味がわかるだけ!
が…
文章だけじゃねーのだ。
この本のダメなトコは。
整理すると、こーなる…

1)まず、根本的に、文章がヘン!
2)そして、さらに悪いコトに…書いてある内容に、一切、共感出来ねー!!
3)その上、トドメは、絵にも納得しかねる!!!

つまり…
この本からは、何も伝わって来ねぇ~のだ。
せっかく、『ふわふわ』ってタイトルなのに…
全然、ふわふわじゃねーんだよ、この絵は!
「パサパサ」ってカンジ!?
猫の毛っつーか、カビみてぇ~なんだよ。
カビネコ!!
げろげろ~!!
猫の目が死んでるし!!
全く可愛くねーし!!!
剥製みてーなんだよ!猫が!!
猫に対して、愛情がねーんじゃねぇ~か?って思っちまう。
特にラストシーンの絵がサイテーだ。
猫の目がタレ目だし、虚ろだし!
ヒゲまで八の字に垂れてやがるし!
ホントにいるのかよ~?こんなブキミな生き物が!?

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ふわふわ

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by inugami_kyousuke | 2010-01-03 10:00 | 文学