びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

『白夜行』、映画化!?

東野圭吾の『白夜行』が映画化されるらしい。
ホリキタ(堀北真希)主演で。
………………………
何か、コレ…キャスティング間違ってね~ですか?
あんな、お子ちゃまみてーな雪穂でい~んですかねー!?
おそらく、映画版は森下佳子脚本じゃねーんだろーから、ドラマとは全く違う作品になるだろうし。
ん~、全く魅力を感じねーなぁ~。
いっそ、雪穂をホリキタにするんなら、
亮司は小池徹平にして、童顔祭りにしちゃったらど~ですか?
キャスト全員、お子ちゃま顔で!!

どーせ映画化すんなら、悪女3部作にするべきだと思ってたけど。
『白夜行』
『幻夜』
そして、まだ書かれていない3作目も含めて。
個人的には、ドラマ版の『幻夜』の方が見たいかも。
もちろん、綾瀬はるか+森下佳子脚本で。

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# by inugami_kyousuke | 2010-04-29 08:46 | ゴシップ/新作情報
『エイリアン5』は、リドリー・スコットが監督に復帰し、3D作品となるらしい。
舞台となるのは2085年で、リプリー登場の約30年前。
つまり前日譚だ。
だったら、『5』じゃなくて、『0』とかの方がいいよ~な気もするが…
つーか、いっそ興行的には、リドリー・スコットじゃなくて、J・J・エイブラムスの方がよかったんじゃねーかと…

基本プロットとしては、あの巨大宇宙船の遺体=「スペース・ジョッキー」の謎を描く作品となるらしい。
個人的には、ハッキリ言って、リドリー・スコットも3Dもスペース・ジョッキーも、興味ゼロだ。
今回も女性が主役になるらしいけど…
出来るだけ新人がいーなぁ~。
アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)だけは、やめてくれ。
初めから、エイリアンより強そーだから。
ヘ~キでエイリアンをバリバリ頭から食っちゃいそーなカンジだから!
アンジーだったら、ミラジョボ(ミラ・ジョボビッチ)の方がマシだ。
新人の方がイイけど。
新人じゃないなら…
俺は、サラ・ポーリーがイイな~。
ハッキリ言って、ゴージャスな美女じゃなくていい。
ゴージャスな美女がエイリアンを殺しまくる映画なんか見たくねーです。
ゲームじゃねーんだから。
そんなのは、リプリー(シガニー・ウィーバー)に任せときゃい~んだし!

今回、唯一、楽しみなのは、
ギーガーにコンタクトをとるらしーから…
新エイリアンのデザインに尽きる、と言っても過言ではない。
ギーガーのオッサンが、また何かやらかしてくんねーかな~?
ワクワクすんぜぇ~。
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# by inugami_kyousuke | 2010-04-29 08:18 | ゴシップ/新作情報

花鳥風月 紅桜篇

妻と花見に行った。
と言っても、特別な桜の名所へ行ったワケじゃねーけど。
散歩がてら、フラッと近所の桜並木を見に行っただけだ。

俺「ん~…今年も、また、ビミョ~な咲き加減だなー」
妻「昨日、すごく風が強かったからねぇ~」
俺「満開と言えば満開なんだけど…良く見るとスカスカっつーか…花びらじゃなく、萼(がく)ごと落ちてるし!」
妻「曇ってるしねー。やっぱり、青空の方がキレイだよねぇ~」
俺「なかなかカンペキなシチュエーションで桜を見られる事ってねーよな~。雨が降っちゃったり、風が強かったり…毎年、たいてー土日にゃ散ってる気がすんぜー」
妻「難しいよねー。見ごろなんてせいぜい2~3日だから。季節的に、天候も不順だし」

しばらく歩いていると、樹上から「キエエ~ッ」とか、「ギエエ~ッ」とかゆー奇声が聞こえて来た。
俺「?なっ、なんか…ミョ~に鳥が騒いでねぇ~か?」
妻「ホントだぁー、いっぱいいるねー。鳥も花見なのかな~?」
俺「いや!アイツら…花の蜜を吸ってるぞ!?吸いまくってる!!」
妻「飲み放題!?」
俺「バイキングかよ!?だからテンション高かったのか!ひょっとして、ヤツら…酔払ってんじゃね~か?」

桜の花が、人も鳥も狂わせるのか…?
蜜と酒が。
そして、天でも地でも、狂宴が繰り広げられている。
春だなぁ~…

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# by inugami_kyousuke | 2010-04-03 13:02 | 日々のうたかた
アンジェラ佐藤(佐藤綾里)…引退だぁ?
っっっザケんじゃね~よ!!
許さねー、絶対。
なに勝手なコト言っちゃってんだ?
そもそも!
軽々しく「引退」なんて賭けるんじゃね~よ!
たかだか暫定王者の分際で、「引退」賭けるなんて、100年早ぇ~よ!!
「引退」賭けていいのは、この世で北斗晶だけだっつーの。
賭けるんだったら、カベジェラ・コントラ・カベジェラ(敗者髪切りマッチ/※髪切り…丸坊主のこと)とか、
マスカラ・コントラ・マスカラ(敗者覆面はぎマッチ)とかよ~!
って、誰もマスクなんか被ってねーか。
ともかく!
みっともねー負け方を全国にさらしといて、このまま「負け逃げ」はあり得ねぇ~。
全国を…
いや!全世界をドサ回りして、各地の強豪と闘い、も1回、修行し直して来い!!
(もちろん、経費は番組持ちで)
過去の偉大な王者たちを召還し、1人ずつ、倒して来い!!
一回、メヒコに渡って、インフェルナルAYARIになって戻って来やがれ!!
そして…
再び魔女に挑戦状を叩きつけろ!!
お前は虎だ!
虎になるのだ!!

一方、対照的に魔女菅原の闘いっぷりは、実に素晴らしかったぜぇ~。
王者として、人として。もーカンペキだった。
コメントも面白かったし。
俺は、個人的には、またもやロシアン佐藤(佐藤ひとみ)に釘づけだったんだけど。

これにて一件落着…せず!!
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# by inugami_kyousuke | 2010-03-22 14:43 | バトル

ねこぢるだんご

『ねこぢるだんご』を読んだ。

なっ、なんと!
こないだ読んだ『ねこ神さま』よりも、残虐テイストがはるかにパワーアップしてやがるじゃね~かよ!!
とは言っても…
具体的に、他のマンガと比べて、この作品の描写が過激とゆー意味ではない。
もっと過激な作品なんか、いくらでもある。
要は、「描き方」とゆーか…
「対比」とゆーか、「バランス感覚」なのだ。

にゃーことにゃっ太とゆー可愛い(けど無表情な)仔猫のキャラクターが、残虐な出来事に出会うワケだが、
あくまでも、常に彼らの役割りは「傍観者」であり、彼ら自身が傷つくコトはけっしてない。
ただ無表情に、凄惨きわまる事件を見守るだけだ。
そしてソレを、彼らは素直に現実として受け入れる。
ただ一言、「ああ…死んじゃたにゃー」とか、つぶやきながら。

よーするに、この一連の作品で行なわれているコトは何か?とゆーと…
すなわち「臭いモノにはフタをしろ」の逆の行為なのだ。
世の中の醜い部分のフタを、片っ端から引っ剥がしてるワケだ。
「ねこぢるとゆー作家の存在意義は、この一点に尽きる」と言っても過言ではない。

にゃーこやにゃっ太の無表情な瞳は、世の無常を映し出す。
まるで「死生眼」のよーだ。
解脱した聖者のそれのよーにさえ見える。

ただ…
こーした「醜悪な現実」は、たしかにその通りなんだが…
正しいんだが…
ハッキリ言って、そんなこたー誰でも知ってるのだ。
ねこぢるは、ひたすら汚いもののフタを開けまくってるだけで、その先の作業を全く行なっていない。
言わば、ねこぢるとゆー作家は、「告発者」に徹しているのだ。
言いっ放し、投げっ放し、広げっ放し…なのだ。
ホントは、この先を描くべきだし、読みたいのだが…
「問題は提起したにゃー。あとは自分で考えるにゃ~」ってコトらしい。
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ねこぢるだんご

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# by inugami_kyousuke | 2010-02-20 09:47 | コミック
カート・ヴォネガット著
アイヴァン・チャマイエフ画
の絵本『お日さまお月さまお星さま』を読んだ。

ヴォネガットの絵本があったなんて知らなかったぜぇ~!
と思って、ワクワクして読んだんだが…
つまらなかった~!!
陳腐だ。イマジネーションが。
この程度なら、誰だって思いつく。
こんなんだったら、別に、ヴォネガットである必要は全くない。
別の作家で良かったと思うし、
あるいは、いっそ文章なしの方が、はるかに面白い絵本になったハズだ。

実は、この本は、企画モノなのだ。
チャマイエフが先にイラストを描き上げ、
ヴォネガットがそのイラストを見て、物語を付ける…とゆー企画だ。
コレは、ハッキリ言って、企画倒れ以外の何者でもない。
つーか、そもそも、ヴォネガットは、そーゆう類いの作家ではなかったのだろう。おそらく。
「スゲー面白い企画を思いついちゃったから、どーしてもやってみたかった」んだろーけど、
それにしたって、適性ってモンがあるだろ~?
どーしてもコレでやりたかったのなら、絵本ではなく、
短編集にするべきだった。
全く同じ絵に、ヴォネガット1人ではなく、複数の作家に物語を付けさせて…
5~10作品くらい、毛色の違う作品があれば、かなり面白い本になっていたと思うんだがなぁ~。
ザンネン。

アーメン。
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お日さま お月さま お星さま

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# by inugami_kyousuke | 2010-02-20 09:38 | 文学

マルグリット・ユルスナールの『火 散文詩風短篇集』を読んだ。
たった2葉だが、野中ユリの挿画が良かった。
ちなみに、本名はマルグリット・ド・クレイヤンクールで…
ユルスナール(Yourcenar)は、クレイヤンクール(Crayencour)のアナグラムとなっているらしい。


この作品は、

この本が決して読まれぬことを望む。

とゆー一文で始まる。
おお~っ、カッコいい書き出しだなー、と思って期待して読んだんだが…
どーも、この作品は、いわゆる文学作品とゆーよりも、個人的な文章に近いらしく、

パイドラーあるいは絶望
アキレウスあるいは嘘偽
パトロクロスあるいは運命
アンティゴネーあるいは選択
レナあるいは秘密
マグダラのマリアあるいは救い
パイドーンあるいは眩暈
クリュタイムネーストラーあるいは罪
サッポーあるいは自殺

とゆー風に、歴史上の人物や神話の登場人物を採り上げているんだが…
ここで語られる物語は、全く違う物語なのだ。
登場人物の名前こそ同じだが、内容は全く別の話だ。
リ・イマジネーションとゆーか…
つまり、ここで行なわれているのは、
様々な登場人物とそのシチュエーションを借りて、作者自身の意見とゆーか、心情を綴っているワケだ。
よ~するに、極端な話、物語なんて、ど~でもイイってコトだ。
コレはある意味、非常に個人的な日記にも似ている。
だからこそ、「読まれぬことを望む」で始まっていたのだ。
まるで、文学少女の解りにくい日記を盗み読みしてるよーなカンジだったぜ~。
作者の同性愛志向も、俺にはよくわかんなかったしなー…

いないとき、あなたの姿は拡がって、宇宙を満たすほどになる。亡霊のような、流動性のものになる。いるとき、あなたの姿は凝縮し、あなたは最も重い金属、イリディウムや水銀のような重みを持つにいたる。その重みが心臓の上におちかかるとき、私は死ぬ。
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火 散文詩風短篇集

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# by inugami_kyousuke | 2010-02-20 09:09 | 文学

橋の上の人たち

ヴィスワヴァ・シンボルスカの詩集『橋の上の人たち』を読んだ。
シンボルスカはポーランドの詩人で、ノーベル文学賞を受賞している。
国民的詩人らしい。

が…
何なんスかね~、この訳は?
い~のか、コレで?

どうなの、哀れな人間さん
わたしの分野じゃ進歩があったわよ


とか…

あらだめ、誤解しないで
字を書いたこんな変な紙、そっちに引っ込めて。


とか…
何だよ?このアリャリャな翻訳はよ~?
何か…女をバカにしてねーか?
コレって、詩だよな?
なにゆえ、こんな口語体で訳すかな~?
しかも、メチャメチャ不自然だし!!
ハッキリ言って…口語としても詩としてもヘンだと思う。
おそらく、翻訳自体は正しいんだろーけど、
こんなバカっぽくされちまって、作者が可哀想だ。
ザンネンながら、ここまでされちまうと…
原文の内容を全く想像出来ねぇ~。
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橋の上の人たち

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# by inugami_kyousuke | 2010-02-20 08:35 | 文学

つみきのいえ

加藤久仁生絵
平田研也文
の絵本『つみきのいえ』を読んだ。

第81回アカデミー賞短編アニメ賞を受賞したアニメを絵本化した作品らしいが…
単に絵本として見ると、平板で、面白味に欠ける。
ありがちとゆーか、
特に新鮮さを感じね~し、魅力もね~し。
何つーか…絵コンテを見せられているよーなカンジだ。
ひょっとしたら、アニメの方はもっと良かったのかも知れねーが。
やっぱ、せっかく絵本にするのなら、ただそのまんまじゃなく、
もっと絵本でしか出来ねぇ遊びとゆーか、
工夫とゆーか、仕掛けを考えるべきだったと思う。
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つみきのいえ

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# by inugami_kyousuke | 2010-02-20 08:16 | 文学
えっ!?
えええ~~~~っ!?
たしか、『大魔神』は、映画でリメイクのハズだったのに…
いつの間に、TVドラマに格下げになっちゃったんスかね~?

しかも、『大魔神カノン』って…
「ヒロイン(カノン)と大魔神がつながってる」っつー意味なんだろーか?
まさか…
大魔神=ヒロイン(カノン)じゃねーよな~?
ヒロインが、怒るとムクムクムク!って、大魔神に変身する、とか?
ハルクみてーに。

ヒロインが、祈りの歌で大魔神を復活させるらしい。
ありがちだなー。
モスラかよ?みたいな。
製作費は10億円で、全26話。
なっ、長ぇ~な~!深夜番組のワリには。

なんか…
かなりビミョ~なカンジだなー。
新・大魔神のデザインも、ヨロイを着てなくて、なぜか裸だし!
そもそも、『大魔神』は、時代劇だから成立してたんだが、
現代劇にしちまったら、悪役は、一体、どーすんだ~?
敵は?テロリストとか?
悪い政治家とかをつまみ上げて、ぶん殴ったりするんだろーか?
んでもって、ビルを破壊して…?
って、どっちの被害がデカイんだか。

映画だったら、見てみたかったんだがなー。
ザンネン。
でも、たぶん、いちおー見ると思うけど。
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# by inugami_kyousuke | 2010-02-14 22:16 | ゴシップ/新作情報
突然、サム・ライミ監督とトビー・マグワイアが降板し、世界中を驚愕させた『スパイダーマン』シリーズ最新作のその後だが…
2012年夏全米公開予定とは言われているものの…

・3D映画として製作する
・続編ではなく、前日譚として、若き日のピーター・パーカーを描く(すなわち、キャスト・スタッフを一新してシリーズを再起動する)
・ダークなテイストの作品にする

とゆー基本ラインが決定しているだけで、具体的には、まだ「始動している」とゆー状態には程遠いように思える。
監督も未定だし、
主演のピーター(スパイダーマン)役もまだ決まっていない。
ザック・エフロン、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー、ローガン・ラーマン…
などとウワサはされているが、
『スパイダーマン4』の予算は約72億円とも言われており、
(ちなみに、『スパイダーマン』の予算は約125億円、『スパイダーマン2』は約180億円、『スパイダーマン3』は約232億円だった)
3D作品で、しかもVFXも多用するアクション作品としては、かなり低予算映画であるコトがわかる。
っつーコトは、ハッキリ言って、主演はほぼ無名に近い、よーするにギャラの安い俳優になる可能性が非常に高いハズなのだ。

ソニー・ピクチャーズとサム・ライミ監督の対立は、
「もっとジャンジャン悪役を出せ!」
「いやだ。今回は悪役は1体にして、じっくり描きたい」
とゆー内容だった、と聞いていたが、実際は、問題はそれだけではなかったよーだ。
ライミ版の『スパイダーマン4』の脚本は、
「ピーターは恋人メリー・ジェーンと破局し、新たな恋に落ちる。また、悪役のヴァルチャーが本当の父親であったと知り、スパイダーマンとして倒さねばならない葛藤が描かれ、ラストではスパイダーマンのマスクを脱ぎ捨てる」…とゆー完全にオリジナルな(原作を無視した)内容だったらしい。
ん~、どーせなら、いっそ、アメコミ版じゃなく、
小池一夫+池上遼一版を原作にしちゃったらど~っスかねぇ~?
まぁ、その場合…版権がどーなるのか?よくわかんねーけど。

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# by inugami_kyousuke | 2010-02-07 11:23 | ゴシップ/新作情報
天野喜孝原作
『知りたがりやの芽キャベツ やさいのようせいN.Y.SALAD』を読んだ。

こっ、これも、天野喜孝は原作で、
あくまでもアニメの絵本だった!
子供向け…とゆーより、幼児向けってカンジだ。

特にストーリーもなく、何もない。
やればできるんだ!
ってアンタ…
飛べるの忘れてた、ってアンタ…
~~~~~~~~~~!!
ま、いーけどね。
しかし、この本のキャラクターたちは、「妖精」とはゆうものの、つまるところ全員、「野菜」だ。
つまり、全員合わせて、「サラダ」の材料なワケだ。
てコトは、とーぜん…
コイツらは全員まとめて、人間に食べられちゃうワケだよな~?
コレって、肉に置き換えてみると、よーするに…
『知りたがりやのサカナ サカナのようせい魚肉ソーセージ』とか!
『知りたがりやのニワトリ 鶏肉のようせい激辛フライドチキン』とか!!
『知りたがりやのウシ 最高級松阪牛のようせいしゃぶしゃぶ食べ放題2,900円』とか~!?
食肉を擬人化するってのは、ちょっと悪趣味っつーか、ブラックっつーか…
最終回は、料理に加工されて、美味しく食べられて「めでたし、めでたし」なのか~?
い~のか、ソレで!?

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知りたがりやの芽キャベツ やさいのようせいN.Y.SALAD

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# by inugami_kyousuke | 2010-01-31 12:50 | 文学

ねこ神さま

ねこぢるの『ねこ神さま』を読んだ。

もちろん、ずっと前からねこぢるの存在は知ってたんだが、
あえて読まずにいたのだ。
が、ついに手を出しちまったぜ~。

神様の弟子=ねこ神1号2号が、愚かな人間どもの願いをバンバン叶えてゆく話。
でも、いつもビミョ~に(っつーか、かなり)願いごとをカンちがいしてるので、必ず悲惨な結果となる…とゆーワンパターンな内容だ。
特に面白くもない。
ギャグはベタだし、ヒネリもねーし。
おまけに、テイストはかなり残酷だし。
コレ…森下裕美が描いたら、スゲー面白くなってたんじゃねーかな~?みたいな。
でも、ねこ神はカワイイ。
何か、ちょっと無表情だけど。
1号はいわしのスティック、
2号は先端にお星さまのついた棒を持っている。
ショックだったのは…
ライバルの犬神(悪魔の弟子)が、無茶苦茶バカっぽいのだ!
あまり人気もなかったのか、途中からはほとんど出て来なくなっちまうし。

マンガとして面白いとゆーよりも、
ねこぢるとゆー作家の価値観や人生観がよくわかる作品だった。
に゛ゃ~
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ねこ神さま

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# by inugami_kyousuke | 2010-01-30 11:06 | コミック
冲方丁の『マルドゥック・スクランブル』の劇場用アニメ化が決定した。

おおお~~~っ!
やっぱ、やるんだ~?
1回、ポシャった企画だけど、今回は、ちゃんと完成するとイイなぁ~。
バロットとウフコックの繊細ささえ、ちゃんと表現出来れば、かなりレベルの高い作品になるハズだ。
あと…
ウフコックにズボンをはかせなきゃ、大丈夫だぜっ。
あー、あと、エログロ路線も、ちょっとおさえ気味にした方がいーかも?

バロットは、マチルダや綾波レイに匹敵するくらい、秀逸なキャラだ。
成功すれば、名作間違いねーし。
そしたら…ハリウッド実写映画化だって、けっしてあり得ねー話じゃねぇ~。
でも、ぜってぇ~邦画で実写映画化だけはやめてくれっ!!
たしか、2009年度の映画興収TOPは『ROOKIES(ルーキーズ)』だったみたいだけど…
相変わらず、洋画はダメらしい。
50億突破した洋画は『ハリポタ』と『レッドクリフ』の2本だけだったとか。
邦画の成績が良いとは言っても、アニメとTVドラマの劇場版ばっかなんだよな~。
3Dで映画産業が復活したりしねーのかな~?
今年は、3Dテレビ元年らしーけど。
果たして、日本に3Dは定着すんのかな~?
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# by inugami_kyousuke | 2010-01-10 12:41 | ゴシップ/新作情報

ラギッド・ガール

飛浩隆の『ラギッド・ガール 廃園の天使Ⅱ』を読んだ。
第6回センス・オブ・ジェンダー賞受賞作品らしい。
俺には、一体、この作品のどこらへんがジェンダーなのか?全くわかんなかったけど。

「夏の硝視体」
「ラギッド・ガール」
「クローゼット」
「魔述師」
「蜘蛛の王」
の5編を収録した短編集だ。

この作品は、随所で「廃園の天使3部作の2作目」と称されているが、
「3つの長編といくつかの中短編で構成される」とゆー著者の言葉が正しければ、
「長編3部作の2作目」ではない。
このカウントのし方だと、いずれ「3部作の4作目」「3部作の5作目」…となっちまうと思うんだが?
ま、どーでもイイけど。

ちなみに、次回作は『空の園丁』とゆー長編となるらしい。
細部の設定とか、物語の枠組みとか…
非常に作り込んであって、スゲーとは思うんだが、
そもそもこのテーマを、こんなに延々と書き続ける意義があるんだろーか?
ヒジョ~に疑問だ。
長編1冊で、充分描き尽くせる内容だと思うんだが?
つーか、ひょっとしたら、短編でも充分かも?
何だか、ジュヴナイルとか、アニメ感覚に近い作品群だ。

一つのテーマを敷衍するのが上手い作家だ、とゆーコトはわかったが、
もーこのシリーズはイイや~。
全くキョーミね~ですー。
悪趣味っつーか…意味のねーエログロにはもーうんざりってカンジだ。
<非の鳥>はどちらだろうか。
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ラギッド・ガール 廃園の天使〈2〉

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# by inugami_kyousuke | 2010-01-09 18:14 | 文学

ファンファンとふね

ピエール=プロブスト絵・文
の絵本『ファンファンとふね』を読んだ。

ノアの方舟みてーな話。
名作絵本らしいが…
かなりのトンデモ絵本だ。

まず、たまたま通りかかったファンファンが、
「木の枝に首がひっかかっていたアヒルを助けた」とゆーところで爆笑させられる。
いや…
ないだろ~?フツー?
「アヒルの首が木の枝にひっかかっていた」なんて話、『アンビリーバボー』でも聞いたコトねぇ~し!
さらに!この作品の中では、
犬猫アヒルが直立歩行し、道具を使うのだ!!
傘をさしたり!
オールをこいだり!
歯をみがいたり!
しかも、コイツらの前足が、動物のソレではなく、
人間の掌みてーに描かれているのだ!!
この絵は、マジで衝撃的だ。
ヘビに足が生えてるくらい、キモチ悪い。
コレじゃ、ど~見ても妖怪だろ!!
ブ、ブキミ過ぎるぞっ、この絵本~!!
てか、こんなの、教育上、良くねーんじゃね~のか!?と、心配になって来る。
それとも、俺が無粋なだけなんだろーか…?
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# by inugami_kyousuke | 2010-01-04 22:05 | 文学

グラン・ヴァカンス

飛浩隆著『廃園の天使 1 グラン・ヴァカンス』を読んだ。

3部作の1作目らしーけど…
作者曰く「おそらく三つの長編といくつかの中短編で構成されることになるような気が、なんとなくしないでもない(笑)」とゆーコトなので、最終的に何冊になるか?は、現時点では不明だ。
つまり、便宜的に「3部作」と称しているだけのよーだ。
ちなみに、バラードの『ヴァーミリオン・サンズ』とゆー作品に類似しているらしい。
俺は読んだコトねーけど。


飛浩隆とゆー人は、非常に遅筆家で…
ナント、150枚の中編の執筆に4年の月日を要し、
更に、この作品の完成までに10年もかかっているので…
この「3部作」の完結は、果たしていつになるのか?よくわかんねーし。

1000年の夏休み…
夏の区界…
数値海岸(コスタ・デル・ヌメロ)…
ヴァーチャルリアリティの仮想リゾートに住むAIたちの物語。
登場人物は、全員AIだ。
「滅びゆく世界を描いた美しい作品」とゆー評判を聞いて、読んでみたんだが…

よーするに…
この作品は、「美しい砂の城を作って、壊す」行為に等しい。
確かに「美しい砂の城」の部分は良かったんだが…
中盤~ラストにかけての「破壊」の部分の描き方が、ちょっと…
ヘンタイっぽい、っつーか、
SMっぽいっつーか…
好きになれねぇ~。
「残酷」でも、別に構わねーと思う。
が、あえてソコに性的な要素を入れる必要があるんだろーか?
ごく単純に、「暴力」だけで充分だったんじゃねーのか?
「苦痛」と「快楽」とゆー概念を持ち込んだために、何だか、すっげぇ~アブノーマルな世界になっちまってる。
ハッキリ言って、キモチ悪いっス。
そーゆうのがやりたいんだったら、もっと、そーゆう風に特化すれば良いと思うし。
バーカーみたいに。
何か…
やってるコトが中途半端で、何がやりてーのか?よくわかんねー作品だった。
百曲を聴きながら百冊を読み、同時に百皿の料理と一匹の蜘蛛(うええ)を味わう。
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グラン・ヴァカンス 廃園の天使〈1〉

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# by inugami_kyousuke | 2010-01-04 21:33 | 文学

ふわふわ

村上春樹文
安西水丸絵
の絵本『ふわふわ』を読んだ。
こっ、これは…!
何つー内容のウスい本なんだ~?
よ~するに、「ボクは猫が好きだ」って話をダラダラと書いてるだけの本だ。
しかも、文章が超・ヘンだし!!

その猫が、長いあいだ使われていなかった広い風呂場を思わせるような、とてもひっそりとした広がりのある午後に、太陽の光のあふれた縁側で昼寝をしているとき、そのとなりにごろりと寝ころぶのが好きだ。
なんて文章は、こんなの…プロとして絶対、あり得ねぇ~!!
…っつーか、プロ以前に、作文の時間で、既にペケだろ~?
別に、アラ探しする気はねーんだけど…
主語と述語、そして修飾の関係が、ヒジョ~にわかりづれぇ~。

長いあいだ使われていなかった広い風呂場を思わせるような、とてもひっそりとした広がりのある午後に、太陽の光のあふれた縁側で、その猫が昼寝をしているとき、そのとなりにごろりと寝ころぶのが(僕は)好きだ。

コレだって、とても良い文章とは言い難いけど、この方が、まだマシなんじゃねーか?上の悪文より?
まだ意味がわかるだけ!
が…
文章だけじゃねーのだ。
この本のダメなトコは。
整理すると、こーなる…

1)まず、根本的に、文章がヘン!
2)そして、さらに悪いコトに…書いてある内容に、一切、共感出来ねー!!
3)その上、トドメは、絵にも納得しかねる!!!

つまり…
この本からは、何も伝わって来ねぇ~のだ。
せっかく、『ふわふわ』ってタイトルなのに…
全然、ふわふわじゃねーんだよ、この絵は!
「パサパサ」ってカンジ!?
猫の毛っつーか、カビみてぇ~なんだよ。
カビネコ!!
げろげろ~!!
猫の目が死んでるし!!
全く可愛くねーし!!!
剥製みてーなんだよ!猫が!!
猫に対して、愛情がねーんじゃねぇ~か?って思っちまう。
特にラストシーンの絵がサイテーだ。
猫の目がタレ目だし、虚ろだし!
ヒゲまで八の字に垂れてやがるし!
ホントにいるのかよ~?こんなブキミな生き物が!?

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ふわふわ

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# by inugami_kyousuke | 2010-01-03 10:00 | 文学

吉井武道館2009

年末恒例の「吉井武道館2009」に行って来た。
今回は…
前説なし、ゲストなし、替え歌なしだったけど、良かったんじゃねーかな~?
てか、要らねーだろ、前説?

今回は、今までで最もステージに近い席だった。
お陰で、ジョシュ・フリーズのド迫力のスティックさばきをたっぷり堪能させてもらったぜぇ~。
以前から、「ジョシュのドラムの音は、他の人とは全然違う」とは妻に聞かされてはいたんだけど…
俺のボンヤリとした耳には、違いがよくわかんなかったのだ。
でも、さすがにこんだけ近くで目の当たりにすると、俺の節穴の目にも、その違いがハッキリとわかったぜー。
お゛お゛お゛~~~っ!!
まるで「太鼓の達人」っつーか、鬼太鼓座!?みたいな。
ひょっとして…
「二天一流」の使い手ですか?みたいな!
いや、待てよ。
もしかしたら、「虎眼流」かも~?みたいな!!
何つーか、どシロートの俺には、全くわかんなかったんだけど、
ムエタイの蹴りのよーな、独特の叩き方をしているよーに見えた。
『バキ』に出て来る「鞭打」と言っても良い。
よーするに、ただ力ずくで叩くのではなく…
己れの肉体の中に「タメ」を作り出して、最大の破壊力を生み出す打ち方だ。
古来、武道には、必ず「奥義」と呼ばれるモノが存在するが、
実は、その内の多くは、全く同じモノではないか?とゆー話を聞いたコトがある。
世の中には、実に様々な流派があり、無数の「奥義」が存在する。
が、実際は、真実は一つしかなく、そこに至る道(技術・方法論)が無数にあるだけなのではないか?とゆーのだ。
『B.B.』に登場した「10cmの爆弾」、
ブルース・リーの「ワンインチパンチ」、
中国武術に於ける「寸勁」、
極真世界大会で松井館長が行なった掌による瓦割り…
これらは全て、同じモノなのではないか?
って、話が脱線し過ぎたか…!

途中でスティック折れちゃうんじゃねーか?とか、
終わったら、ドラムに穴開いてんじゃねーか?とか思いながら見た。

例によって、7~8割は女性客だったと思うんだが…
ほぼ全員がジャンプするもんだから、武道館が揺れていた。
船酔いしそーな勢いで!
今にも武道館が崩落すんじゃね~か!?と内心ヒヤヒヤしたぜ~。
昔、星新一だったか、筒井康隆だったかが
「中国に大量破壊兵器なんて必要ない。ただ、国民がみんな机に乗って、一斉に飛び降りるだけでいい。たったそれだけで、彼等は津波を起こし、地震を起こすコトが出来るのだから。そのパワーは、あるいは地軸をズラし、地球の軌道さえ変えてしまうかも知れない…!」と言ってたのを思い出しちまったぜ~。

おそるべし、吉井和哉!
おそるべしっ、吉井武道館!!

ちなみに、セットリストは…

JUST A LITTLE DAY
ALL BY LOVE
Do The Flipping
LIVING TIME
黄金バッド
Yar Blues(「ジョン・レノン スーパーライヴ 2009」で歌ったカヴァー曲)
ウォーキングマン
LONELY
CALL ME
FALLIN' FALLIN'
I WANT YOU I NEED YOU
魔法使いジェニー
BLACK COCK'S HORSE
BEAUTIFUL
TALI
ONE DAY
ビルマニア
ノーパン

BELIEVE
ルビー
WEEKENDER
FINAL COUNTDOWN
Shine and Eternity

…だった。
何か、毎年、良くなってくよーな気がすんな~。
それにしても、音楽不況も深刻なのに、
こんだけのファンに支えられて、好きなコトが出来て…
つくづく、幸せな人だなぁ~と思った。
食って行くために、やりたくもないよーなコトをやってる人が大部分なんだから…
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# by inugami_kyousuke | 2009-12-29 11:27 | 音楽
K-1が死んで久しい。
全女も倒産し、ハッスルも消滅しちまった。
(オマケに、インリンにギャラを払ってなかったのもショックだった!)

セーム・シュルトがV4……!!
あり得ねぇ~。
今年こそはバダ・ハリがK-1を再生してくれんのかと、ちったぁ~期待してたんだが…
超・ど派手に玉砕しちまったし!
勝てたのによー。
優勝出来たのによォォォ~~~。
勿体ねぇ~。

ハッキリ言って…
シュルトが何連覇しよーが、俺の中では無価値だ。
なぜって、シュルトはK-1ファイターじゃねーからだ。
シュルトは、永遠に「K-1の枠の外」の人だ。
つーか、シロートだ。
最強のシロート。
哀しいぜぇ~。
「シロートが王者になる」ってコトは…
その競技の死を意味するからだ!

俺にとって、K-1とは…
1年に1回限りの、「夢の競演」だったのだ。
超ゴージャスな、ごちそうみてーなモンだったのだ。
基本的に、日本にキックボクシングなんて、あってねーよーなモンだったから、
マジで毎年、K-1が楽しみだった。
石井館長の理念では「K-1のKは、空手、キック、カンフー、喧嘩…Kのつく立ち技最強を決める場」とゆーモノだったが、
俺にとっては、かけがえのない「サラブレッドたちの競演」だった。
絶対に、見られるハズのないもの…
ソコでは、海外でさえ実現不可能なドリームマッチがごく当たり前に実現していた。
表向き「立ち技最強」を銘打ってはいたものの、
正しくは、公式ランキングとは全く無関係の、独自のルール・独自の競技として存在するモノだった。
ワンナイト・トーナメントとゆー名の、聖なる1回性。

K-1の歴史は、すなわちピーター・アーツとアーネスト・ホーストの歴史だった。
それが明らかになった時、プロモーターとして石井館長が考えた「次の一手」が、「外敵」だった。
当初、館長はビッグバン・ベイダーをK-1のリングに上げるコトを熱望していたらしい。
ソレは、すなわち「規格外の対戦相手と対した時…K-1はどうなるのか?」とゆー発想だ。
プロレス的、マンガ的な発想だが、「マンネリ打破」って意味では、おそらく正しい選択だったのだろう。
が…
具体的には、この企画はボブ・サップとゆーカタチで実現し、
結果、ホーストとゆー既に完成された選手を「キラー・ホースト」に進化させてしまった。
ホーストは、「KOアーチスト」であるコトをやめ、
「相手選手を肉体的に破壊して勝つ」とゆー禁断の領域に足を踏み入れてしまった。
つまり、「外敵」とゆー概念が、本質的に競技自体を変質させてしまったのだ。
思えば、この時から、既にK-1の「終わりの始まり」は始まっていたのかも知れねー。

そして、ついにシュルトがこの方向性を補完し、全てを終わらせた。
K-1の歴史に幕を引き、永遠に続く「ジャイアンのリサイタル」の時代が始まった。
コレは…悪夢以外の何者でもない。
ハッキリ言って、強けりゃイイってモンじゃねーのだ。
もし、そんなんだったら、何も素手で戦う必然性なんて微塵もねーし。
ナイフやピストルを使えば、シロートだって充分強くなるワケだし。
てか、1対1である必要すらない。
つーか、ミサイル1発で終わりだろ?
ボタン1つ押せばいーんだから。
俺は、そんなモン、別に見たかね~よ!
「弱い者いじめ」とか、「なぶり殺し」が見たいワケじゃねぇ~。
そもそも、「暴力行為」が見たいワケじゃねーのだ。
アートの域まで高められた「技術」の攻防が見たいのだ。
それは、「神の領域」と言っても良い。
格闘技による「究極のメニュー」「至高のメニュー」みてーなモンだ。

アーツやホーストを神々とするならば…
いわば、シュルトはタイタン…ティターン族なのだ。
「夷狄」なのだ。
神ではない。

ヘビー級とはいえ…
シュルトの肉体は規格を外れ過ぎだ。
単に背が高いとゆーだけではなく、
腕も脚も、あまりにも長過ぎだ。
制空圏が違い過ぎるため、根本的に、勝負にならねー。
リーチの差で、対戦相手の攻撃は全く届かねーのに、逆にシュルトは好きなだけ、一方的に攻撃出来るのだ。
対戦者は、自分の攻撃を当てようと思ったら、シュルトの懐に飛び込んで行かねば勝機はゼロだ。
成す術なくタコ殴りにやられっ放しで負けるか?
あるいはリスクを冒して、一か八か、玉砕覚悟で飛び込んで行くか?
2つに1つしか、選択肢はねーのである。
そして、折角、飛び込むとゆー勇気ある選択をしても、
カウンターが待っているのだ。サイアクなコトに。
よーするに、大人と子供のケンカみてーなモノだ。
子供が、泣きながらメチャクチャにぶんぶん拳を振り回しているのを、
大人が、上から片手でガシッと子供のアタマをつかんでいるので、子供の攻撃は一切、当たらない…みたいな。
もっと言うと…
二階にいる人間と戦うよーなモンだ。
あるいは、騎乗し槍で武装した兵に、ナイフ1本で立ち向かうよーなモノ。
あるいは、サブマシンガン相手に拳銃1丁で挑むよーなモノ。
あるいは、ゾウと素手で格闘するよーなモノ。
…なのだ!
こんなの、ハンディキャップがあり過ぎるだろ!?
だって!
単純に、そもそも手すら届かねーのに、勝てるワケがねーじゃね~かよ!?

シュルトの試合を見ていると、いつも思い出すコトがある。
それは…
大石進とゆー剣客と、剣聖・千葉周作の一戦だ。
大石某も、シュルト同様の長身で…
1.6mものバカ長い竹刀を愛用していたため、誰もが大石の間合いに入る前に、突きにヤラレて負けてしまっていた。
コレは、シュルトと全く同じ状況だ。
そりゃそ~だろ!?
ただでさえ、竹刀とゆーより槍に近いよーなシロモノを、バカ長い腕で突き出して来るんだから!
が…
大石と立ち合うコトになった時、ナント!千葉周作は鍋のフタのよーな巨大な鍔をつけて来たのだ。
それは、鍔とゆーよりは、盾に近いよーなモノだったのだろう。
奇計に対し、奇計で応じたワケである。
だが、こんなモノは、所詮、真っ当な勝負とは言えない。
それこそ、キリがねーからだ。
シュルトの試合も同様だ。
俺の目には、非常に醜く、滑稽で無様にしか見えねー。
ソコには、「美学」がない。
シュルトは、けっしてサラブレッドにはなれない。
駄馬なのだ。

いつの日にか…
誰かがシュルトを斃す日が来て、
そのティターンの屍から、世界が…
K-1が再生する日が、やって来るのだろーか?

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# by inugami_kyousuke | 2009-12-28 00:41 | バトル

JIN -仁-

村上もとか原作、森下佳子脚本、大沢たかお主演の連ドラ。
初回~10回を見た。
本放送時にノーチェックだったので…
再放送で一気に見た。

面白かった。
軒並み低調な今期ドラマの中で、20%越えの数字を叩き出した唯一のドラマだ。
スタッフ・キャスト共に、『セカチュー』~『白夜行』チームの多くが参加している。
…ので、作品の構造が、根本的に『白夜行』にソックリだ。
・倒述形式
・主人公のヒロインへ向けたモノローグが映像にカブされる
森下佳子の職人芸がつむぎ出す、この、もはや麻薬的とさえ言えるモノローグが実に見事だ!
過酷な運命に翻弄されつつも、尚もくじけず、悪戦苦闘する主人公の姿は、
スーパーヒーローではなく、等身大のヒーローとして、感情移入出来る。
どこまでもピュアでヒューマンな内容が胸を打つ。
バーン!と冒頭で大きな謎を提起して、それを大きなフックとして、ラストまでの求心力としている。
具体的にゆーと、
・胎児の謎
・タイムスリップの謎
・「包帯の男」の正体
この3つの謎だ。
特に、「胎児の謎」は、考えても絶対に解けないので、非常に強い求心力となる。
とーぜん、視聴者は、ラストまで、「あ~でもない、こ~でもない…」と、ずっと謎解きを考えながら、作品を鑑賞するコトになる。
ウマいよなぁ~。

途中、戸田菜穂の死のあたりで、「まさか…『ファイナル・デスティネーション』にはならねーよな~!?」と結構、ドキドキしたぜー。
基本的には、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『バタフライ・エフェクト』を掛け合わせたよーな話で、
ソレに時代劇と医療ドラマをからめた、何つーか、「鵺」っつーか、「キマイラ」っつーか…
よーするに、「闇鍋」みてーな作品だ。
オリジナリティって意味では、特に見るべきモノはない。

むしろ、この作品の魅力は、丁寧な人物描写と構成力、そして巧みな台詞まわしに尽きるよーに思う。
『包帯クラブ』でも感じたコトだが…
森下佳子とゆー脚本家の思考は、俺のそれと非常に似ているのかも知れねー。
特に10話で、登場人物が口を開く前に、台詞がわかってしまう、とゆー…
奇妙なデジャヴを何度も味わった。
小さな杯も、良きものでありんすよ。
大きな杯には、すぐ酒がなくなってしまいんす…

大きな器(竜馬)、小さな器(恭太郎)、美しい器(仁)…
とゆーエピソードがあったけど、
初音(水沢エレナ)の科白がよかったなー。
きっと…
俺の器は、小っちぇえ~んだろーなぁ~、と思った。
それこそ、粒子加速器と電子顕微鏡がね~と発見出来ねーくらいに。
タキオンかよ!?みたいな。
つーか、そもそも、「器」のカタチじゃなかったりして?
何か、「器」としては全く用を成さない、意味不明の物体かも知れねーぜ~。
「無用の長物」ってヤツ!?
でも、まぁ…
「器」ってのは、生まれながらのモノだって話だから、
ジタバタしたって、どーしよーもね~しなー。
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# by inugami_kyousuke | 2009-12-20 11:03 | テレビ

ノディエ幻想短篇集

シャルル・ノディエ著『ノディエ幻想短篇集』を読んだ。

実をゆーと、炉辺話ってコトで…かなり期待してたんだが…
想像と違って、ちょっとザンネンだった。
あまりにも文体が独特で、異常に修飾の多い語り口に苦しめられた。
『マルドロールの歌』を思い出しちまったぜぇ~。

「ベアトリックス尼伝説」は、比較的、読みやすかった。
何だか、『アデルの恋の物語』みてーなカンジだったが。
キリスト教の教訓話?って気もするが。

ハイクラウンチョコみてーな挿絵が、なかなかいいカンジだった。
トニー・ジョアノとゆー人らしい。
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ノディエ幻想短篇集

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# by inugami_kyousuke | 2009-12-13 11:02 | 文学
なんと!
ナタリー・ポートマンが『高慢と偏見とゾンビ』の主演・プロデュースを努めるらしい。
ビックリだ。
もっとショボ~いカンジで映画化するんだと思ってたから。
しかも、あのナタリー・ポートマンがやるとは!!
二重にビックリだぜぇ~。

あらすじを聞いても、いまいちテイストが理解出来ね~んだけど…
『ショーン・オブ・ザ・デッド 』みてーなカンジに仕上がるのかな~?
何にせよ、映画としてのクオリティは、かなり高くなりそーだ。
面白くなるとイイなぁ~。
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# by inugami_kyousuke | 2009-12-12 08:56 | ゴシップ/新作情報
ケイ・トンプソン文
ヒラリー・ナイト絵
の絵本『エロイーズ、モスクワへいく』を読んだ。

どえらくロシアに対して批判的な作品で、ビックリした。
とは言っても、もちろん絵本だから、ストレートには描いてねーけど。
コミカルに描いてはいるものの、
よーするに「ロシア料理はマズいし、そこら中、スパイだらけ」って話なのだ。
実際にロシアに取材に行って描いた作品のよーなので、
おそらくその時に、かなりイヤな思いをさせられたんだろう。
他の作品と違って、ほとんど灰色で描かれてるし!
読んでても、あんまり楽しくねぇ~。
エロイーズらしくね~っつーか。
やっぱ、エロイーズはプラザホテルにいるのが一番なのだ。
何か、座敷童みてーだな~。
外交官なら、ロシア料理は、おいしいって言うはずよ。
はっきり言えば、てってーてきに、そうじゃないけど。


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エロイーズ、モスクワへいく

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# by inugami_kyousuke | 2009-12-06 00:58 | 文学

エロイーズのクリスマス

ケイ・トンプソン文
ヒラリー・ナイト絵
の絵本『エロイーズのクリスマス』を読んだ。

一言でゆーと…
「エロイーズ流・てってーてきクリスマスの楽しみ方」だ。
クリスマス狂想曲、みたいな。
まるで嵐のよーなクリスマスだな~。

何でもかんでも…
しまいにゃ、ホテルのゴミ箱から拾ったゴミまでラッピングして、プレゼントしちゃうし!
食べて、食べて、食べて、
歌って、歌って、歌って、
プレゼントして、プレゼントして、プレゼントして…!
一生懸命、クリスマスを楽しむエロイーズの姿を見ていると、
「ひょっとして、人生を楽しむって、こーゆうコトなのかも?」とさえ思えて来る。

それにしても…
アメリカにリンゴアメを手作りする文化があるとは知らなかったなー。

「われはロビーにいくなり、
クリスマスを
ばらまくなり!」
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エロイーズのクリスマス

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# by inugami_kyousuke | 2009-12-05 21:54 | 文学

あなたの人生の物語

テッド・チャンの『あなたの人生の物語』を読んだ。

テッド・チャンとゆー人は、非常に寡作な作家で、この本に収録された8つの短編が、発表された作品の全てらしい。
しかも!
デヴュー作で、いきなりネビュラ賞を最年少記録で受賞し、
さらに、そのわずか8作で…
ネビュラ賞を3回、
ヒューゴー賞を5回、
ローカス賞を6回、
スタージョン賞を1回、
星雲賞を1回も受賞しているのだ!!

非常にクレバーで技巧的な作家だ。
「物理学の定理を文学に変換する」とゆー離れ業を行なっている。
ボルヘスとか、カルヴィーノを連想させる。
まぁ、たしかにスゴいとは思うんだが…
こーゆうのは、イマイチ、俺の好みじゃね~かも?
サルトルに触発された作品もあるみてーだが…
コレだったら、サルトルの方がイイし。
何つーか…カタイのだ。
ガチガチにカタイ。
俺は、もっとヤワラカい方が好きだ。
個人的には、
ラファティじーさんとか、
ヴォネガットとかの方がイイぜぇ~。
「アタマで書く」タイプの作家より、
語り部タイプの作家の方が好きなのだ。
ま、カンゼンに好みの話だが。

が…
「七十二文字」と「地獄とは神の不在なり」は、かなり面白かった。
世界観を構築するのが非常に上手い作家だ。
惜しい。
マジで、惜しい!
もっとふくらませて、ばっちりテーマを組み込んで、長編として仕上げれば、間違いなく不朽の名作になっていただろーに…!!
このままじゃ、何つーか…
「習作止まり」っつーか、
「アイデア」止まりっつーか、
「作品以前」っつーか…
この本を読んでると…まるで偉大な画家の素描を眺めているよーな気分にさせられる。
あー勿体ねぇ~。
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あなたの人生の物語

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# by inugami_kyousuke | 2009-12-05 10:19 | 文学

エロイーズ

ケイ・トンプソン作
ヒラリー・ナイト絵
の絵本『エロイーズ』を読んだ。

ニューヨークのプラザホテル最上階で、たった1人で暮らす6歳の女の子のお話。
しかも、ナニー(乳母)つき!
しかも、家庭教師つき!
プラザホテルは巨大なお城さながらで、
エロイーズはまるでお姫さまのよーだ。
いたずらし放題。
ルームサービスだって、頼み放題。
長距離電話も、し放題。
落書きし放題。

ママは超リッチで、超多忙。
いつも世界中を飛び回っている。
エロイーズは孤独だけど、
周囲の大人たちが、いつもあたたかく見守っている…
つーか、実をゆーと…最初、読んだ時は、自縛霊か座敷わらしの話か?と思ったんだが。

む゛む゛む゛っ…!?
コ、コレって、どっかで読んだよーな気がすんな~?
気のせいかなぁ~?
と思って読んでたら、
!!!!!
そ~だ!!
『バカ姉弟』にそっくりじゃねーかよ!?
日本の下町が、ニューヨークになっただけで。
ひょっとすると、この作品は、『バカ姉弟』のネタ元なのかも知れねー。

エロイーズは活発で悪戯っ子だけど、超現実的なコだ。
一般的には、魅力的なのかも知れねーけど…
健全過ぎるっつーか、当たり前っつーか、
あまりにも、フツーだよな~。
ま、別にい~けど。
個人的には、『ローズ・イン・タイドランド』のジェライザや、
『エミリー・ザ・ストレンジ』、『アメリ』、『赤毛のアン』、『ジョゼと虎と魚たち』、『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』、『ビートルジュース』、『パンズ・ラビリンス』…
のよーな、特異な世界観をもった、エキセントリックな子供たちの方が好感が持てるんだがなー。
つけておいてね
ありがとう

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エロイーズ

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# by inugami_kyousuke | 2009-12-05 09:13 | 文学

五つのエラーをさがせ!

『五つのエラーをさがせ! 木坂涼詩集』を読んだ。

子供みたいな詩を書く人だ。
絵にたとえるなら、ピカソみたいな…
いや…クレーみたいな詩だ。

こーゆうアプローチの仕方もあるんだ~?と、一瞬、感心はしたものの…
ザンネンながら、個人的には、あんまり好きにはなれねーなぁ~。
子供の文体を模して、平易に語るのは良いんだが…
ソコに、オトナの作為とか技巧を感じちゃったら、台無しなんだよな~。
「計算された素朴さ」が、あまりにも見え見えなのは、逆に、激しく興ざめしちゃうのだ。
ど~せなら、山村暮鳥くらい自然な方がいいぜぇ~。
春は
にわに
まちをつくる
花の
いえを建てる
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五つのエラーをさがせ! 木坂涼詩集

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# by inugami_kyousuke | 2009-11-28 22:02 | 文学

BとIとRとD

酒井駒子の絵本『BとIとRとD』を読んだ。

結構、期待して読んだんだが…
イマイチだったな~。
やっぱ、酒井駒子とゆー人は、他の作家の作品に挿絵をつけた時に力を発揮する人らしい。
つーか…この本は、デザイン的に、とゆーか、
そもそもコンセプト的に、甘いよーに思う。
全編にわたって切り絵が使われているけど、
コレ…
シャープ過ぎじゃねーですか~?
「ホントに、こんな固いイメージで、いいんスか~?」みたいな。
もっとやわらかい…ちぎり絵のよーなモノの方が良かったんじゃねーかな~?
それに、文章も…
酒井駒子の絵は、非常に叙情性の高い絵なので…
もっと深みのある、物語性のある文章の方が、ぜってぇ~合うと思うんだが…

知らないうちに入っている
ポケットに中の小さなゴミさん

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BとIとRとD

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# by inugami_kyousuke | 2009-11-28 21:27 | 文学

虐殺された詩人

ギヨーム・アポリネール著『虐殺された詩人』を読んだ。

ザンネンながら…
つまらなかった。
スッゲェ~期待してたのに。
「自伝的小説」らしいけど。
「ふぅ~ん」みたいな。

コレだったら、ダンセイニの方が1000倍イケてんぜ~。
この人は、やっぱ、詩の方がイイのかも?
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虐殺された詩人

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# by inugami_kyousuke | 2009-11-23 09:33 | 文学