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犬神狂介の【狂人日記】

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吉井武道館2009

年末恒例の「吉井武道館2009」に行って来た。
今回は…
前説なし、ゲストなし、替え歌なしだったけど、良かったんじゃねーかな~?
てか、要らねーだろ、前説?

今回は、今までで最もステージに近い席だった。
お陰で、ジョシュ・フリーズのド迫力のスティックさばきをたっぷり堪能させてもらったぜぇ~。
以前から、「ジョシュのドラムの音は、他の人とは全然違う」とは妻に聞かされてはいたんだけど…
俺のボンヤリとした耳には、違いがよくわかんなかったのだ。
でも、さすがにこんだけ近くで目の当たりにすると、俺の節穴の目にも、その違いがハッキリとわかったぜー。
お゛お゛お゛~~~っ!!
まるで「太鼓の達人」っつーか、鬼太鼓座!?みたいな。
ひょっとして…
「二天一流」の使い手ですか?みたいな!
いや、待てよ。
もしかしたら、「虎眼流」かも~?みたいな!!
何つーか、どシロートの俺には、全くわかんなかったんだけど、
ムエタイの蹴りのよーな、独特の叩き方をしているよーに見えた。
『バキ』に出て来る「鞭打」と言っても良い。
よーするに、ただ力ずくで叩くのではなく…
己れの肉体の中に「タメ」を作り出して、最大の破壊力を生み出す打ち方だ。
古来、武道には、必ず「奥義」と呼ばれるモノが存在するが、
実は、その内の多くは、全く同じモノではないか?とゆー話を聞いたコトがある。
世の中には、実に様々な流派があり、無数の「奥義」が存在する。
が、実際は、真実は一つしかなく、そこに至る道(技術・方法論)が無数にあるだけなのではないか?とゆーのだ。
『B.B.』に登場した「10cmの爆弾」、
ブルース・リーの「ワンインチパンチ」、
中国武術に於ける「寸勁」、
極真世界大会で松井館長が行なった掌による瓦割り…
これらは全て、同じモノなのではないか?
って、話が脱線し過ぎたか…!

途中でスティック折れちゃうんじゃねーか?とか、
終わったら、ドラムに穴開いてんじゃねーか?とか思いながら見た。

例によって、7~8割は女性客だったと思うんだが…
ほぼ全員がジャンプするもんだから、武道館が揺れていた。
船酔いしそーな勢いで!
今にも武道館が崩落すんじゃね~か!?と内心ヒヤヒヤしたぜ~。
昔、星新一だったか、筒井康隆だったかが
「中国に大量破壊兵器なんて必要ない。ただ、国民がみんな机に乗って、一斉に飛び降りるだけでいい。たったそれだけで、彼等は津波を起こし、地震を起こすコトが出来るのだから。そのパワーは、あるいは地軸をズラし、地球の軌道さえ変えてしまうかも知れない…!」と言ってたのを思い出しちまったぜ~。

おそるべし、吉井和哉!
おそるべしっ、吉井武道館!!

ちなみに、セットリストは…

JUST A LITTLE DAY
ALL BY LOVE
Do The Flipping
LIVING TIME
黄金バッド
Yar Blues(「ジョン・レノン スーパーライヴ 2009」で歌ったカヴァー曲)
ウォーキングマン
LONELY
CALL ME
FALLIN' FALLIN'
I WANT YOU I NEED YOU
魔法使いジェニー
BLACK COCK'S HORSE
BEAUTIFUL
TALI
ONE DAY
ビルマニア
ノーパン

BELIEVE
ルビー
WEEKENDER
FINAL COUNTDOWN
Shine and Eternity

…だった。
何か、毎年、良くなってくよーな気がすんな~。
それにしても、音楽不況も深刻なのに、
こんだけのファンに支えられて、好きなコトが出来て…
つくづく、幸せな人だなぁ~と思った。
食って行くために、やりたくもないよーなコトをやってる人が大部分なんだから…
by inugami_kyousuke | 2009-12-29 11:27 | 音楽