びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

Mr.インクレディブル

【98点】

●文句なし!
もしも文句のあるヤツは、箇条書きにして800字以内で理由を述べよ!!
…ただただ、「素晴らしい」の一言に尽きる。
『スパイダーマン』を6作作るより、この作品の続編を10本作って欲しい。
この出来で、「77回アカデミー賞長編アニメ賞」なんかじゃ足らね~よ!
『ミリオンダラー・ベイビー』は、即刻「作品賞」を返還せよ!
つーか、去年のアカデミー賞は全部門、この作品にやれよ!!
●はっきり言って、俺は、アニメならともかく、CGアニメは苦手である。
それでも、一応、話題作は見るよーには心がけてはいるのだが…。時に苦痛でさえある。
何がダメかというと、あの独特の「質感」と「グリグリ感」に酔ったようになってしまうのである。
それは、ずーっとゲームをやっていて、パッと現実に戻った時に感じる「酩酊感」にも似ている。
おそらく、普段使わない部分の脳が、ニセモノの情報を差し替えながら見ているから、疲れてしまうのだろう。
この作品では、一切、その種の違和感を覚える事はなかった。
そして、最も重要なのは、皮肉にも、世にあふれるあまたの実写アメコミ作品をこのフルCGアニメが凌駕してしまっている、という事実である。
そしておそらく、今後とも、この作品を越える実写アメコミものは未来永劫、現れる事はないだろう。
マーベル社が本格参入し、このジャンルの製作本数は今後も増加の一途を辿るとしても、である。
それほどまでに、この作品の完成度は高い。
事実、この作品のヒットを受けて、公開前だった『ファンタスティック・フォー』は、大幅な撮り直しを与儀なくされたという。
作品はほぼ完成していたにも関わらず、である。
しかも、その内容は、両作品のカブった部分をカットするのではなく、逆にカブるシーンを増やす為だった。
●ただ1つ…残念なのは、この作品はディズニーが配給した、という点だけである。
ディズニーが配給しているフルCGアニメは、ディズニーが作っている、もしくは、ディズニーとピクサーが共同製作している、と勘違いしている人がいるみたいだが、それは違う。
具体的に言うと、『モンスターズ・インク』、『トイ・ストーリー』、『ファインディング・ニモ』といった作品群は、全てピクサーが単独で製作したもので、ディズニーは一切、製作に関与していない。配給しただけである。
先年、ピクサーがディズニーとの契約の更新時に、あまりにもヒドい契約内容の変更を要求し、ディズニーがそれを蹴ったため、次回作『Cars』を最後に、両社の契約は終了する事となった。
この際、公表された両社の契約とは…「ディズニーは、ピクサーの承諾なしで、ピクサー作品の続編を製作する権利を持つ」というとんでもねー内容だった。
そして実際、ディズニーは『トイ・ストーリー3』の製作を発表した。ピクサー抜きで。
コレは、「奴隷契約」以外の何者でもない。
●話が長くなって、申し訳ねーが…
ディズニーには、宮崎駿の『千と千尋の神隠し』の配給問題の時もガッカリさせられたが、今回の騒動で、完全に愛想が尽きた。
以前は、ディズニー作品は、毎回必ず見ていたものだが…最近は、見る気もしねぇ~。
わけのわからねーパート2ばっか作りやがって!
自分で作れよ、オリジナルを~!!
つくれねーんだったら、そんな会社、やめちまえ!!
俺はピクサー抜きの続編なんて、ぜってぇ~、見ねぇから!!
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by inugami_kyousuke | 2005-07-11 23:47 | 天国行き(90点以上)