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犬神狂介の【狂人日記】

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サイン

【0.1点】

●M・ナイト・シャマラン脚本・監督・製作作品。
何?いきなり説教ですか~?
「神父が信仰を取り戻すまでを描いた人間ドラマ」なんて言ってるヤツもいるみたいだが…
ホントにそーなら、わざわざこんな安っぽい3流SFみたいなストーリーにする必要はねー
と思うが?
『シックス・センス』がヒットして、「似たよーなモノで!」とゆーオーダーしか来ないのかも知れないが…
無理して「出来ない手品」を続ける必要はねーと思うんだが。
●一方、純粋にSFとして考えると、何もかもが、哀しいくらいショボいんですけど~?
SF作家でもないのに、SFを書いちゃったために、『ランゴリアーズ』なんてトンデモ作品を生み出してしまったスティーブン・キングを思い出した。
未だに、SFやファンタジーなら「何でも許される」なんて思ってる人もいるみたいだが…決してそんなコトはね~んです。
勿論、一部の例外はあるだろーが、フツーは作品の世界観は丁寧に作り込まれているし、当然のコトながら、話の整合はキチンととれているモノだ。
●シャマランという人の着想は、どーも…良く言えば「純粋」なんだろーが…非常に「子供っぽい」。
それを、冗長なほどの「大人の技術」で仕上げるものだから、キミョ~なアンバランスが生じる。
この人の作品の不思議な「奇妙さ」は、おそらく、ココに由来しているのだ。
つまり…生まれたばかりの赤ちゃんが、いきなり「吾輩は赤ちゃんである。名前はまだない…」と、「である調」でしゃべり出すよーなモンなのだ。
…それも、ダミ声で!
でも、言ってる内容は、「支離滅裂」だったりする。
…赤ちゃんだから!
コレが、きちんと筋道立った話だったなら、まだ聞く価値もあるんだろーが…勿体ねぇなぁ~
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by inugami_kyousuke | 2005-09-03 19:47