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犬神狂介の【狂人日記】

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RED SHADOW 赤影

【0点】

横山光輝原作作品。
「東映創立50周年記念作品」だけあって、藤井フミヤ、竹中直人、風間杜夫、谷啓、陣内孝則、布袋寅泰、津川雅彦、椎名桔平、根津甚八、奥菜恵、麻生久美子、篠原涼子…とにかく色んな人が出ているが…
なんじゃコリャ~?
一体、赤い仮面は、どこ行っちゃったんだ!?
全く内容が違うのに、同じタイトルで売る神経が理解出来ねぇ~!
コイツは、忍者版『CASSHERN』、忍者版『デビルマン』、忍者版『修羅雪姫』…と言って良いかも。
「記念作品」にロクなモンはない、というのは事実なのかも知れない。
『奥さまは魔女』もそーだったが、全くオリジナルとカンケイないなら、タイトル変えろよ!
コレは、限り無く詐欺に近い行為だと思う。
「ジュース」と称して「水」を売ってるよーなモンじゃね~か?
こーゆう、映画業界の詐欺体質には、もううんざりだ!
全くカンケイない作品を「パート2」と偽ったり、無理矢理タイトルまで変えて「シリーズ」にしちまったり…
予告編がやたら面白そうだと思ったら、本編のおいしい見せ場を全部ネタバレしてた!と
か、キャッチコピーがめちゃめちゃツボだったので見てみたら、全く内容と違った…とか!
あの手この手で騙しに来る。
こっちだって、元々キライじゃないから、業界のそんなダメ体質そのものも、ある程度は面白がって、楽しんじゃったりしてるワケだが…
中には、本当にシャレにならない悪質なモノもある。
アメリカで、「架空の映画評論家名義の映画評をデッチ上げて、宣伝に利用した」として、映画会社が糾弾されたのは記憶に新しい。
コレは明らかに詐欺行為であり、犯罪である…とゆーコトだったんだが、このニュースを耳にした時、「コレ…日本でも、ヘーキでやってるヤツいるんじゃね~か!?」と思ったのは、決して俺だけではあるまい。
ホント、やりたい放題だ!
結果論だが、『CUTIE HONEY キューティーハニー』みたいに、変更で作品が良くなっていればいいが、9割方は自滅しているよーに思う。
こーゆう作品は、公開を見送って、そっと倉庫にしまっとくのが「作り手の良心」ってモンじゃねーだろーか?
RED SHADOW 赤影_d0012442_2334013.jpg

by inugami_kyousuke | 2006-03-15 23:25