人気ブログランキング | 話題のタグを見る

犬神狂介の【狂人日記】

kyoujin.exblog.jp ブログトップ

銀河ヒッチハイク・ガイド

【-2点】

ダグラス・アダムス原作作品。
原作は、SFファンなら知らないヤツはいないだろう。
元々はイギリスのラジオドラマだったモノを、小説化した作品だ。
一応、「3部作」で、「3部作の4冊目」「3部作の5冊目」…と続いて、全6作となっている。
イギリスでは、非常に人気のある作品で、ゲーム、舞台、更にTVドラマにもなっているらしい。
最初の15分はケッコー面白い。
が、そっから先は…ちょっと、素直に「面白い」とは言えねぇ~。
原作も読んだけど、やっぱり同じよーなカンジだった。
が、なぜ見る気になったかと言うと、イマジネーションがスゴかったからだ。
原作を読んだ時、ハッキリ言って、俺はこんなスゴいビジュアルは想像していなかった。
むしろ、もっとショボ~い、B級とゆーよりもC級みたいな映像を想像していたのである。
たしかにジャンルとしてはSFだが、スラプスティックのコメディなので…。
ソレが、まさか、こんなスーパーリアルな映像になるなんて、夢にも思わなかった。
てか、マーヴィン…アタマでかっ!!
でも、でかいワリに、何も入ってなさそ~な…
ネズミが1匹、キコキコ車を回してたりして…
テイストとしては、やっぱり、『モンティ・パイソン』なのだろう。
ハエ叩きの惑星とか、ワープするたびにスポン!スポン!!とか音を立てながら、宇宙船が花になったり、アヒルになったりとか…
小ネタ的には面白いモノもあるのだが、ストーリーとしては、あまり好きになれなかった。
よーするに、この作品は「哲学的なテーマを提起しては、ドタバタの末、はぐらかす」とゆーコトの繰り返しに過ぎないからである。
でも、せっかくだから、次の『宇宙の果てのレストラン』も見てみたいなぁ~…
んで、また、2作目まで見ちゃったら、ど~せなら3作目の『宇宙クリケット大戦争』も見ちゃうだろーなぁ~…
ちなみに、この作品に出て来る「全時代および全世界において2番目に凄いコンピュータ=ディープ・ソート」が実に750万年かけて演算した答えは、Googleではナント0.04 秒で計算出来るらしい!?
興味ある方は、「answer to life, the universe and everything」
もしくは「人生、宇宙、すべての答え」で検索されたい。
Don't Panic!
銀河ヒッチハイク・ガイド_d0012442_1153394.jpg
銀河ヒッチハイク・ガイド_d0012442_11531719.jpg
銀河ヒッチハイク・ガイド_d0012442_11533114.jpg

by inugami_kyousuke | 2006-04-02 11:25