びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン

【評価せず】

「評価に値しない」とゆー意味ではない。
この作品は、劇場公開もレンタルもない、セルオンリーの作品…
つまり、純粋にファンのためだけの作品なので。
しかも、俺は『FF7』をやったコトがない。
とゆーワケで、一応、作品は見たんで、レビューのみを書くコトとする、という意味である。
まず、コレは、映画ではない。
映画のような作りになってはいるが、少なくとも、映画として売っていない。
その選択は正しかった、と思う。
この作品は、良くも悪くも、ファン限定のアイテムに過ぎない。
何の予備知識もなく見たので、「どーせ、全くわからないだろう…」と思っていたのだが、意外にも、それなりに楽しめた。
前半は、かなりワケわかんなかったが…
後半になって、ストーリーが動き始めてからは、フツーに見られた。
物語としては、ややヌルい。
みな、一生懸命、闘っているけど…ミョ~に「馴れ合い」っぽいのだ。
生きるか死ぬか…とゆーよーな緊張感は皆無だ。
ただ、ひたすら、カッコいい「キメポーズ」をとるためだけに闘っているよーな錯覚さえ覚える。
CGに関しては、特に、子供にちょっと違和感を感じた。
手のカンジが、何か、ゴムみたいで…
映画版『ファイナルファンタジー』の方が、質感にこだわりがあったように思う。
これでもか!と続くアクションシーンも、少しやり過ぎのよーな…
バイクが異常な角度で滑走していたり…
「技術的に出来るからやる」のではなく、「何をどこまでやるべきか?」をキチンと計算して、把握してやった方が良い。
また、世界最高のCG…と評価する人も多いよーだが、それは違う。
現時点での世界最高はピクサーだ。
じゃあ、2番目か?というと…それも疑問だ。
しかし、いずれにせよ、非常に高い技術レベルを持っている事自体は確かだと思う。
が、それが映画(もしくは映像作品)として生かされているか?と言えば…否である。
今、仮に、絵の上手い人がいたとする。
そーすると、「勿体ない!マンガ家になればいいのに!大儲け出来るよ~?」などと言うヤツが必ずいるのである。
が、実のところ…「絵が上手い」というコトと「コミックが売れる」というコトの間には、何の関係もない。
たとえ絵がヘタでも、売れるモノは売れるし、そもそも、絵の上手さだけで売れるほど、甘い世界ではない。
それと同じコトなのだ。
どんなに高い技術を持っていても、それを生かすノウハウがなければ、何の意味もない。
素質だけがどんなに優れていても、実際に勝てなきゃ、何のチャンピオンにもなれないのである。
今後、スクウェアエニックスがどーゆう路線を選ぶのかわからないが、このまま単なるゲームのオマケ的なポジションをキープしてゆくのか、
それとも、いつか時期を見て、再び映画に挑戦する日が来るのだろうか?
前作=映画版『ファイナルファンタジー』の失敗で、「技術だけはある」というコトを証明し、
今回の作品で、更に「技術以外の全てがない」というコトがより明確になったと思う。
もしも…ホンキで映画を目指すのであれば、ちゃんとした脚本と監督が絶対に必要だ。
そして、主導権は彼等にゆだねるしかない。
自らは技術屋に徹して。
それ以外に道はないと思う。
少なくとも、現時点では。
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by inugami_kyousuke | 2006-04-24 22:43 | 地獄行き(それ以下)