びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

輪廻

【0.8点】

清水祟監督、優香主演作品。
面白くなかった!
そして、全く、コワくもなかった!!
個人的には、前作『稀人』の方が、ずっと良かった。
そもそも、輪廻したはずの人々が、なぜ自分たちの前世の霊に殺されるワケ?
フツー、輪廻転生したんなら、成仏して生まれ変わってるワケで、「前世の霊」なんていないハズなのに…!?
てコトは、霊は「一生につき1コ」ってコトか?10回生まれ変わったら、霊は10コになるワケですか~!?
ソレって、ヘンじゃねぇ~?
そんな話、初めて聞いたけど…。
全編にわたってモチーフとして登場するブキミな人形…
アレって、ひょっとして、『トリック新作スペシャル』で仲間がガメて、ずっと持ち歩いてた「ウニャニュ・ペーギュール星人」か!?
とにかく、まわりクドい!
ここまで複雑な作りにする必要があったのか?
もっと、ホップ、ステップ、ジャンプ!みたいに、手際良く、シンプルにテンポ良く見せてほしい。
映画撮影のためにスタジオに組まれたセット、
そして事件現場のホテル、
更に犯人の撮影した8ミリフィルムの映像…
とゆー3つの視点が同時進行で語られる。
ラストのオチに持ってゆくには、どーしても映画とゆー設定が必要だったのだろうが…
非常に煩雑だ。
しかも、効果的じゃない。
いちおー、「どんでん返し」みたいなモノがあるけど…
それがどーした!?ってカンジだ。
そーゆうのがやりたいんなら、サスペンスとか、推理でやれよ!
コッチは、ホラー映画だから、ホラーを期待してんだから!!
どーも、清水祟という人は、ストーリーの中で恐怖を演出するのは苦手らしい。
基本的には、ビデオ版の『呪怨』みたいな「一発芸」っつーか、「瞬間芸」が持ちネタの人だから…
もう一回、初心に戻って作った方が良いかも?
優香が小動物のよーに可愛い。
公開時、「優香がスゴい顔してる!」と話題になっていたが…
特にスゴいとは思わなかった。
ラストシーンは、どーしても、アレがやりたかったんだろーけど…
あんまりコワくなかった。
てか、全編にわたって、死者のビジュアルがいまいちチャチかった。
マダラのメイクで並んでたり、ドアの覗き穴の向こうでぐるぐるしたり…
子供たちに至っては、演技もクソもない、ホントに「素の子供顔」なので…全くコワくなかった。
さすがに、ホテルで死者たちが立ち上がるシーンと優香の拘束衣のシーンは、絵的にはキマってたけど…
ラスト近くの…オマージュなのか、アレ?『サスペリア2』とか、『チャイルド・プレイ』のパクりみたいなシーン…は必要だったのか!?
特に『チャイルド・プレイ』のシーンでは、ホンキで爆笑してしまったので…
映画館じゃなくて、ホントに良かった。
清水監督は、そろそろホラーは卒業して、コメディでも撮った方がいいのかも知れない。
『最終絶叫計画』みたいなヤツを。
なんか、煮詰まっちゃったカンジだ。
それと、自分で脚本書くのは、もうやめた方がいい。
やっぱ、脚本は、ちゃんとした脚本のプロに任せるべきだ。
自主製作ならばともかく、今はフツーに世界配給されるワケだから…。
リメイクのオファーがあったと聞いたけど…
コレ書き直すの、大変だろうなぁ~…!
オープニングのCGは、まるで韓国映画のよーで…
没個性的だった。
字幕のトコで流れる曲も、なんか、全然、カンケイないよーな曲で…
もろにタイアップみえみえで、良くなかった。
サム・ライミだって、もう今じゃ、ホラーは撮らないもんねぇ~…
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by inugami_kyousuke | 2006-07-22 12:18 | 地獄行き(それ以下)