びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

セックス・アンド・ザ・シティ シーズン6(1~7)

『吾輩は主婦である』が終わってしまい、禁断症状に苦しんでいる時…
そーいえば、ラスト・シーズンだけ観ていなかったのを思い出して、一気に観た。
キャンディス・ブシュネルの『セックスとニューヨーク』が原作だ。
ニューヨークを舞台に、バリバリのパワーエリートの女性4人が、「恋も仕事も、そしてお洒落も妥協しない」それぞれのライフスタイルを描いた作品で、『アリー my Love』を4人にしたよーなカンジだ。
キャリー(サラ・ジェシカ・パーカー)、サマンサ(キム・キャトラル)、ミランダ(シンシア・ニクソン)、シャーロット(クリスティン・デーヴィス)…
個性的な4人のキャラクターが魅力的で、主人公=キャリー・ブラッドショーのタイピングで始まる、独特の語り口が軽快だ。
『ブリジット・ジョーンズの日記』同様、ライターの一人称で語られる物語だが…
俺は、コッチの方が好きだ。
6年目の完結編ともなると、さすがにドラマとしては、かなり煮詰まったカンジだ。
「妥協しない」はずの彼女たちが、それぞれの幸せを手に入れるために、少しずつ、妥協を受け入れる。
実は、1人の人間が一生に手に入れられるモノは限られているのだ。
「何もかも欲しい!」と望むのは自由だが、あまりにも多くを望み過ぎると、逆に、全てを失うコトになる。
いくら欲張ってみても…
所詮、手は2本しかないのである。
人は、両手で何かを握りしめていると、もう、それ以上、何も手に入れるコトは出来ないのである。
何か、新しいものを手に入れたかったら、握りしめた手を開いて、今持っているモノを手放さなくてはならない。
彼女たちも、ホンの少しだけ妥協して、それぞれの人生、それぞれの価値観で「大切なもの」を手に入れた。
力強いメッセージだったと思う。
人生を変えるには、自分が変わるしかないのである。
「幸せの形」はさまざまだ。
人の数だけ、「幸せの形」は存在する。
上も下もない。
大も小もない。
100人いれば、100通りの「ホンモノの幸せ」があるのだ。
面白い作品だったので、映画化の話が流れてしまったのは残念だった。
キム・キャトラル1人だけ、ギャラ問題でサインしなかったため…
と聞いているが、ソレはソレで仕方のないコトだろう。
「サマンサは死んだ」とゆーコトにして、映画化してしまえば良い…という強行派もいたらしいが、そんなコトにならなくて、本当に良かった、と思う。
サマンサのいないSatCなんて…
そんなの、SatCじゃねぇだろ~?
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by inugami_kyousuke | 2006-07-29 01:33 | 地獄行き(それ以下)