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犬神狂介の【狂人日記】

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もしも昨日が選べたら

【6点】

アダム・サンドラー主演作品。
DVDのパッケージのタイトルが、『もしも昨日が選べたら』とゆー公開時の邦題よりも原題の『CLICK』の方がバカデカく入っていて、とまどってしまった。
「まさか、便乗商品じゃねーよなぁ~?」
「ひょっとして、メイキング?…なワケねーか?」
何度もパッケージを確かめ、それでもかなり不安を覚えながら借りた。
アダム・サンドラーじゃ、誰も借りねぇ~ってコトか?
元々、『もしも昨日が選べたら』って邦題はあまりいいとは思ってなかったけど、このパッケージじゃあ、見逃してしまう人もいるんじゃねーかなぁ~?と思った。
こんなコトなら、最初から『CLICK』にしとけば良かったのに。
何でも操作出来る万能リモコンの話。
何つーか…ドラえもんみて~な話だ。
この手の物語は、万能アイテムをゲットしてから、一時的に全てがトントン拍子に上手く行くトコロが、すなわち作品の爽快さになるワケだ。
コメディとして、結構、期待して観たんだが…
悪い作品ではないが、わりとフツーだった。
「お笑いだけじゃなく、感動出来る作品にしたい」とゆーのはわかるけど…
後半の展開が『バタフライ・エフェクト』並みに悲惨過ぎて、ザンネンながら、個人的にはあまり楽しめなかった。
クリストファー・ウォーケンが神様?天使?死神?みたいな役で出ているが、最近は、こーゆう役どころが多いなー。
この作品の一番の見所は、ケイト・ベッキンセールの美しさじゃねーかと思う。
ケイト・ベッキンセールと言ったら、『アンダーワールド』のコスプレねーちゃんとしか認識してなかったんだが…
こんなに綺麗な人だとは知らなかった。
この作品は、あくまでも主人公のアダム・サンドラーの一人称の視点から描いた作品なので、
奥さんのケイト・ベッキンセールの役があまりにも薄っぺらになっており、後半の重い展開に対して、明らかに説得力を欠く原因となっている。
中途半端にせず、コメディに徹するか、もしくはきちんとキャラクターを掘り下げるべきだった。
もしも昨日が選べたら_d0012442_942551.jpg

by inugami_kyousuke | 2007-03-11 09:05