びぶりお・まにあの詩


by inugami_kyousuke

タグ:堤真一 ( 4 ) タグの人気記事

【1点】

京極夏彦原作、堤真一主演作品。
京極堂シリーズ第2弾。
原作は、第49回日本推理作家協会賞受賞作品だ。

キャストは、前作の永瀬正敏が椎名桔平に交代した以外は、阿部寛、宮迫博之、田中麗奈が引き続き演じている。
『姑獲鳥の夏』の実相寺昭雄監督が亡くなって、もー続編は見られないかと思ってたんで…
結構、楽しみにしてた作品だ。
ちなみに、今回の監督は、『ガンヘッド』の人だったらしい。

ザンネン!!
かなりわくわくして見たのにな~。
やっぱ、俺の感性は、実相寺監督に近いらしい。
評判の悪かった前作『姑獲鳥』の方が、はるかに楽しめた。

今回は、ヘンに活劇っぽくなってたり、
個人的には、もっと衒学的で耽美的な方が好みだ。

「みっしりと、みっしりと…」はいいんだけど、
単なるグロで描いちゃダメなんだよな~。
飽くまでも美しくねーと!
妖しく、美しく。
美学がねーと。
久保竣公(宮藤官九郎)のトラウマとなった「箱の中の少女」が、キモチ悪くちゃダメなのだ。

肝心の「憑物落とし」が、オチてねーのは致命的だった。
次は、『狂骨の夢』か~!
出来れば、別の監督でお願いします~。
キバキバキバキバキバ…!!
d0012442_12323623.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-08-11 22:40 | 地獄行き(それ以下)

フライ,ダディ,フライ

【2点】

金城一紀原作・脚本、岡田准一主演作品。
昔の香港映画のカンフーものを現代の日本版に翻案したよーな作品だ。
主人公をサラリーマンにして、更に師父を高校生に設定するコトによって、意外性を演出している。

前半は、非常に面白く見た。
まぁ、正直、あまりリアルな作品とは言い難いが…あんなケダモノみてーなヤツにタコ殴りにされて、「顔に傷は残らない」なんてあり得ねー。
殴られただけで済んだのも奇跡だ。
たしか、『ゴッドファーザー』にも似たよーなエピソードが描かれていたハズだ。
もっとリアルで悲惨な話だったが。
また、戦いもリアルと言うには程遠かった。
ボクサー相手に、中年のオッサンが、多少トレーニングしたくらいで勝てるとは到底、思えねぇ~。
「ボクサーは、寝かしてしまえば無力」とゆーのはセオリーだが…
仮りにも1つの競技で3連覇するよーな人間が素人に遅れを取るとも思えねぇ~。
キャラクター的にも、ケンカ慣れしてそーだし!
現実にコレをやったら…応援してくれる妻子が本当にいるだろうか?
ヘタをしたら、逆に殺される可能性だってあるのに!
須藤元気がイカレたボクサー役を熱演してたんだけど…ちょっと哀しかった。
あくまでも堤真一の視線で描かれているので、朴(岡田准一)のキャラクターが深く掘り下げられる
コトなく、一種、妖精のよーな存在となってしまったのはザンネンだった。
また、彼の強さが最後まで未知数のまま、終わってしまったのも、イマイチ消化不良だし。
ラストは、「勝つのはカンタンだ。問題はその後だ」とゆー言葉通り、あの状況なら、勢いで殺してしまってもおかしくない。
結局、「復讐」とは言っても、終わった後もフツーに生きてゆく気なら、どこかで相手を許さねばならない。
復讐=「相手を傷つけるコト」であるならば…
その行為の終着点は、一体、どこにあるのだろうか?
朴が再三「自分が納得出来れば、あえて戦う必要はない」と言っていたが…。
行き着く果ては「殺人」しかない、行き止まりの道なので、途中で引き返すか?もしくは最初から足を踏み入れないか?しかないワケだ。
どーせ引き返すのなら、最初からやらなくても一緒…とゆー理屈だ。
テーマ性を阻害するのはわかっているが…個人的には、最後に石原が再び鈴木に襲いかかり、ソレを朴が一瞬で始末する!とゆーよーなヤマ場が欲しかった。
伝説だけでなく、実際にの強さを見てみたかった。
復讐テーマのライトなアクションものとして仕上がっているが、もー少し、精神性を掘り下げてくれれば、もっとメルクマール的な作品になっていたよーに思う。
d0012442_23512044.jpg
d0012442_23513154.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2008-08-03 13:36 | 地獄行き(それ以下)

SP(エスピー)

金城一紀原作・脚本、本広克行演出、岡田准一主演ドラマ。
初回を見た。
お、面白ぇ~!!
ハッキリ言って…
秋クールで、一番面白ぇ~かも!?
実をゆーと、全く期待してなかったんだけど。
失敗した。
録画しといたら、バレーボールか何かが時間延長になって、20分ズレていた。
んで、半分しか見られなかった。
こんなコトなら、ナマで見ときゃ良かったぜ~!!
たぶん、この枠は、夕方の再放送もやらねーんだろーな~…
ザンネン!
主人公・井上(岡田准一)、係長(堤真一)をはじめ、キャラクターがしっかり立ってるし、コミカルな部分とシリアスな部分の比率も絶妙だ。
ワザとらしく、『交渉人2』の宣伝が入ってるのには笑った。
井上の特殊能力は、リーディングから状況把握能力までカバーしており…
スーパーセンスっつーか、もはや超能力に近い。
次回からは、ちゃんと見たいと思う。
ちなみに、主題歌は、V6の「way of life」らしい。
[PR]
by inugami_kyousuke | 2007-11-04 17:42 | テレビ
【15点】

●直木賞作家・京極夏彦原作、実相寺昭雄監督作品。
いしだあゆみの「ウギャウ~!」がスゴかった。
「世の中には、不思議な事などないのだよ…!」とゆータンカは悪くない。
こーゆうキメ科白って、大切だと思う。
「お前たちのやってるコトは、全部、お見通しだ~!」とか、「あの~、犯人、わかっちゃったんですけど~?」とか…。
●映画そのものの評判は、あんまり芳しくないよーだが、映像はさすがに素晴らしい!
独特の映像は『箪笥』を想い出した。
コレ…スゲー風景だけど、一体、どこなんだ!?
ホントに日本なんだろ~か?
建物も変わってるし、墓地の中の一本道(眩暈坂)も、とても日本とは思えないよーなマカ不思議な映像だった。
加えて、とても変わったカメラワークにクラクラしてしまった。
●俺は推理ファンではないので、原作は未読だが…
ウンベルト・エーコの『薔薇の名前』のよーな衒学的な作品なのだろーか?
たかだか123分の作品なのに、メチャメチャ長く感じた。
前半は、かなりゆっくり語られるのに対し、後半はバタバタと駆け足で収束してしまったよーな印象が強く、非常にわかりづらい。
●原田知世の一人二役の双子は、少なくとも、この映画を見る限りでは、双子である必要を感じなかった。
せっかく「夫が行方不明で、妻が異常に妊娠期間が長い」=「妻が夫を殺害して、自分の子宮に死体を隠しているのではないか?」という見世物小屋的な設定があるのに、ソレをバーンと提示しないのは、非常に勿体なかった。
姑獲鳥のイメージ映像や、眩暈坂のスポットライトなど、意味不明かつ不要と思われるシーンも多かった。
金田一シリーズに出て来た「クスリを飲みながら、「ヨシッ、わかった!犯人はアイツだ!!」と言って、必ず間違った推理を披露する警部のよーな、物語の「説明役」がいた方が良かったのかも知れない。
田中麗奈と阿部寛の役割が、今ひとつよくわからなかった。
中禅寺敦子(田中麗奈)は「物語の説明役」っぽいけど、大して説明してくれないし…
榎木津礼二郎(阿部寛)は、それなりに面白いキャラクターなのに、ストーリーには全く生かされていないし…。
それに、京極堂=中禅寺秋彦(堤真一)のよーな人物が、無条件で榎木津の超能力を信じているのも、不思議だった。
登場人物のほぼ全員が知り合い…とゆーのも、ヘンな話だ。
しつこく月齢をカウントダウンしていたが…
一体、何のイミがあったのか、よくわからなかった。
豪華キャストと言っていい顔ぶれだが、あまりにもよく見かける役者ばかりで…ちょっと安っぽくなってしまったのは非常に残念だった。
●ちなみに、京極堂シリーズは、
1)姑獲鳥の夏 (うぶめのなつ)
2)魍魎の匣 (もうりょうのはこ)
3)狂骨の夢 (きょうこつのゆめ)
4)鉄鼠の檻 (てっそのおり)
5)絡新婦の理 (じょろうぐものことわり)
6)塗仏の宴 (ぬりぼとけのうたげ)
7)陰摩羅鬼の瑕 (おんもらきのきず)
そして、8)邪魅の雫(じゃみのしずく)…と続いているので、続編に期待したい。
d0012442_053993.jpg
d0012442_0533181.jpg

[PR]
by inugami_kyousuke | 2005-12-28 19:17 | 地獄行き(それ以下)